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重い腰を上げて取り掛かった放置花壇と寒肥

放置状態のブロック花壇に手を入れる


ブロック花壇を作った頃の様子

今の家に越してきて5年目に入ったのですが、
当初の庭はジャングル状態で
写真を見返してみると
よくぞここまで庭らしくなったものだと思ってしまいます。

当初の庭の様子 2020.5
当初の庭の様子 2020.5

今の体力ではとてもできなかったな〜

計画性もなく作ったブロック花壇ですが
4段積んであるのでかなり土が入りました。
できた当時は
元々あった病気で貧弱な薔薇や、
他の場所に生えていた植物など、
多年草中心に植え付けていました。

ブロック花壇 写真奥 2021.12


放置状態だったブロック花壇の様子

そのまま空いているスペースに植え付けを行っていましたが
花壇の前方に背の高い植物があったり

その影になって小さな植物が埋もれていたりと
計画性もなく
流石の私も忍びなく思い始め
今回重い腰を上げて植替えを実行しました。

乱雑なブロック花壇 2023.9
乱雑なブロック花壇 2023.9


ブロック花壇の植え替え

まず花壇の土を手前に多く盛り込んで
芝の根留めを使ってブロックの縁ギリギリまで高くしました。
背の低い花に日が十分に当たるようにするためです。

花壇の縁まで土を盛る  2024.1
段を作るのは芝の根止め 2024.1


花壇の奥のフェンス前の植え付け

そして一段低くなった花壇の奥のフェンスに

*クレマチス

新たに植え付けたクレマチス アフロディーテエレガフミナ 2024.1
3年目のクレマチス アンスンエンシス   2024.12
アンスンエンシスの花芽 2024.1

*マーガレット(3年株)
 寒さに慣らした株です。

マーガレット 2024.1
マーガレット 2023.4

*ガウラ

ガウラ 2024.1
ガウラ 2024.1
ガウラ 2023.9
ガウラ 2023.9

*コレオプシス

コレオプシス 2023.5

*シュウメイギク

シュウメイギク 2024.1
シュウメイギク 2023.8

*ヒメトラノオ

ヒメトラノオ 2024.1


ヒメトラノオ 2023.9

*ガイラルディア

ガイラルディア 2024.1
ガイラルディア 2023.8

などを植え付けました。

それぞれ性格が異なるので
喧嘩をしないように
余裕を持った植え付けに

またヒメトラノオのように地下茎で限りなく増えるものは
鉢に入れて植え付けるという方法を取りました。


花壇の中間の植え付け

そして花壇の中間には

*ゲラニウム

ゲラニウム 2024.1
ゲラニウム 2023.4

*アリウム(コンパクトなもの)

アリウム 2023.9
アリウム 2023.9

*ストック

ストック 2024.1
ストック右奥 2023.3

*チューリップ

原種系チューリップ 2023.4

といった丈が30cmくらいの植物を植え込みました。


花壇全面の植え付け


一番手前の部分に
*ビオラ

ビオラ   2024.1

*クロッカス

*ムスカリ

を入れました。

考えてみると
高低差を付けてメリハリを出すことは
鉢のディスプレーでは行っていますが
花壇では初めてかもしれません。
これからの季節は暖冬とはいえ
霜がおりますから
バークでマルチングをして仕上げました。

バーク材でマルチング 2024.1

今朝覗いてみると
球根が芽を拭き始めていました。

球根が芽を吹いている 2024.1

それぞれの植物に日が当たるようになったので
この春にどんなふうに
花壇が育つか楽しみです。


植え込む苗の育て方


この季節に植え込む苗は
日当たりの良いバックヤードで育てるのですが
成長は少し遅くなりますが
簡易温室には入れずに育てました。

バックヤードの苗 2023.11


冬に花壇に植え込む場合は
温室に入れたものは耐寒が弱くなるので
枯れてしまうことがあるからです。

簡易温室に入れたビオラは暖かくなってからの植え込みにする 2024.1


私は心配性ですから
猫たちも植物も過保護に育て気味でしたが

植物にとっては過保護ではなく
過酷だったかもしれないと
ダメにしてしまった植物を思い返すことがあります。


元々備わっている力を引き出すように
育てることが大切だということ

耐寒に限ったことではなく
肥料の施し方や、
薬剤散布についても
過剰に行うことはなく

植物が望むサインを見逃さないように
よく観察することが大切なのだと思います。


今更のお話ですけどね。

観察力、植物のサインを見極める判断は
年数を重ねていくことで
培われていくものなのかもしれませんね。

ガーデニングは奥深いですね。
だから面白いのですね。


寒肥について


寒肥は寒ごやしとも云われ晩冬の季語です。
文字通り、
厳冬期に施肥をすることなのですが、

この肥料は、
春からの植物の目覚めに力を与えるためのものですから
即効性ではなく徐々に効き出すものを
与えるのが一般的です。

休眠状態の植物が目覚めた頃に
吸収できるようにするわけですね。

ガーデナーの皆様にはごく当たり前の作業ですね。

「寒肥を吸ひきつてまた土眠る」
眠っていた土と木の根が
寒肥を与えたことで
一瞬目覚めるけれど
再び春まで眠りにつく

そんな情景は昔も今も変わらないようですね。

本日のお話はここまでとさせていただきます


お便りのご紹介と次回の放送予定

お便りのご紹介

お便りのご紹介をさせて頂きます。

「園芸と病気の共存」にいただいたお便りです。

Rosepotetoさん
放送はまだ聞いてないのですが、体調崩されていたのですね。
余り無理なさらずに日々お過ごし下さいね。
痛いのね
でも痛みって気をつけろって言うシグナルですよね。
お大事になさってください

てるさん
帯状疱疹だったんですね
私は昨年に予防接種しました
治った後も痛みが出る事もあるので気を付けてください
ストレスが一番いけないそうです。
リラックスして過ごしてください。

ベランダの薔薇さん
まだまだお辛いと思いますが、痛みの原因がわかって良かったです。
私は腕に出たことがありますが、
発疹が出るまでやはりわからず、
最初は整形外科に行ってしまいました。
どうか無理せずに過ごしてくださいね

雅さん
帯状疱疹だったのですね。痛みが辛かったでしょう
私はワクチンを打ったのですが、
夫は50歳になった途端に帯状疱疹になりました。
とても痛そうでしたよ。
後々も痛みが残る場合もあるそうなので無理をされません様に

ネーブルさん
主人に続きキャットローズさんも体調崩されてたのですね
帯状疱疹だったのですね
やはり健康が第一だと痛感します
ご無理なさらず、お大事になさってくださいね


ローズポテトさん、てるさん、ベランダの薔薇さん、
雅さん、ネーブルさん
本当にありがとうございます。
大変ご心配をお掛けいたしました。

ーお便りのお返事はラジオ内からお聴きいただけますー

皆様からのお便りもお待ちしております。
次週のラジオ内でご紹介
お名前は概要欄でご紹介させていただきます。


次回の放送予定

レギュラー放送「ガーデニング 園芸歳時記」は
1月24日水曜日12:00からとさせていただきます。

準レギュラー放送は
1月20日  金曜日20:00からを予定しております。

X(旧Twitter)、noteからお聴きいただけます。
本日もお聞きいただきましてありがとうございます。

今までが暖かかったので
ここ数日の寒さは体に沁みますね。
家で縮こまってしまいます。
どうぞ
暖かくなさってお過ごしくださいませ。

cat rosesの庭より
cat roseでした

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