キャラハラ
昔、あるアーティストのライブに行った時のこと。
悶々とした感情を抱きながら帰路につくという経験をした。
それはライブ中にそのアーティストが観客を盛り上げるために
「お前ら盛り上がってるかー!!」
と煽ったからだ。
(そもそも私は“お前”と呼ばれることを良しとしないという理由もあるが)
私がそのアーティストに対して
“好青年”
“物腰柔らかい”
“腰が低い”
などという勝手なイメージを持っていたところに
急に“お前”と言われたものだから
驚きとギャップと若干の怒りを感じてしまったのだろう。
そのアーティストがどういう人物かよく知らず、
楽曲がいいからという一時的な自分の中のブームでライブ参戦し、
勝手に作り上げたイメージが壊れた
完全に私の落ち度だ。
そのアーティストには罪はない。
蛙化現象?
逆 from EXILE TRIBE現象?
調べてみたら
“キャラハラ”
という言葉が一番近そうだった。
私は知らず知らずのうちにハラスメントの加害者になっていたのだ。
(アーティストに直接実害を与えていないので正確には予備軍もしくは未遂)
私自身、見た目と実際の自分自身にギャップがあるらしく(あまり自覚はない)
「意外だね」「そうは見えない」などと言われることにモヤモヤすることがあるが
おそらくこれはキャラハラに該当する。
(これについては私自身も本来の私を開示していく必要がある、と思う。)
自分がされて嫌なこと、無意識に別の誰かに対してしてしまっていることを自覚した。
自分が見えている部分だけで人を判断していない?
全てわかった気になっていない?
驕りはない?
時々自分に問いかけたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?