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Kamonohasi feat.花奏かのんβ

魚の様にあいつの様にキミの様にまるで人みたいだ


■歌詞

濁った水の中 0と1が溶け合って混じる
像を結ぶ 生命の声 目も耳もまともに聞こえなくとも

掻いた手がノイズを追う 激流は耳を劈いて

ちぐはぐなパズルが歪なまま噛み合って
軋みながら今も動き続ける
隣を走るパルス また一つ消えてゆく
電場の先 闇に覆われてまだ見えない

握った指の中 薬室に籠められた一本の毒矢
戻れない道 命の枝葉 いつの日か朽ちて墜ちる定めならば

描いてた図像が揺らぐ 奔流は意義を失って

幾万の星が暗闇の中輝いて
幾つかがテレビ空に降る雪となる
千切れた紐付きの線 引き摺って進む先
受像機は 不穏な影を映し出した

ほんの一瞬瞬きを止めて
君がいなくなってしまわぬように
ガラス一つ向こうの遠いお友達

ちぐはぐなパズルが歪なまま噛み合って
軋みながらなおも藻掻き続ける
隣を走るパルス 鼓動がまだ灯るから
明日は嵐も止みきっと晴れるよ

■概要

スペースカモノハシ

5年半を目前に250曲目です。150曲目の時に「初代ポケモンの数に匹敵」と言われましたが、ジョウト図鑑の末尾まで追いついたことになります。
№200がネッシーだったのでどうしたものかと思ったのですが、№150が宇宙メダカだったので珍獣枠としました。スケールを指数関数的に上げていくとキリ番がバハムートとかクトゥルフとかになって地球が砕けてしまいますからね💥

既に当初のシナリオなど遥か後方、水面下では次期コンテンツと限りあるリソースを巡る、激しい攻防が既に始まっています。私はどう立ち回っていこうか。そして再来月の稼働タイムリミットが迫る花奏かのんβには、もう少しお付き合い願おうか。

■用語

  • 目も耳も:カモノハシは視力も聴覚も悪い。じゃあ何があるかというと、あのくちばしで生体電流を感知できる。

  • 毒矢:カモノハシのオスは蹴爪に毒がある。

  • ほんの一瞬:SF小説「竜の卵」で中性子星人チーラが挑んだ地球人とのファーストコンタクトの時間は、わずか10秒だった。偶然だけど同小説のラストの地球人に対する呼び方は「お友達」だったような。

  • きっと晴れる:天気の影響が なくなった!(実は晴れるわけではない)

■カモノハシ

以前アバターマーケットで買ったカモノハシ飴で収録

みんな大好き天然のキメラ、希少すぎて日本の動物園では見られない。
ビーバーにアヒルのくちばしを付けたような見た目に哺乳類でありながら卵を産む生態で知られる。

■Soundcloud

音雲の容量が96%…あと10分くらいしか入らないので、そろそろ整理が必要そう。