clusterワールド制作記録【電脳都市ラニアネスト】
どうも、カティアです。久々のハロウィンワールドです。フルムーンフォレストはカボチャ発射祭りではという説もありますが🎃
◆秋の夜の隠れ家
今回は家具周りはなるべく既存アセットを使用する方針にしました。テーマにもよりますが何もかも自作することでコストをむやみに上げるのを避ける為です。
ずいぶん昔に買ったチーズフォンデュアセット(販売終了、現在はVRCのUDON対応型が販売中)、ついに使う機会が来ました。
当初はハコごと既存アセットを使う予定でしたが、うまくいかないのでいくつか試作して現在の地下室型に辿り着きました。
◆狭そうで、狭くない部屋
ラニアネストの天井は5m。決して低くはない筈ですが、暗い上に中央のオブジェが天井近くまで伸びているせいか圧迫感があります。
地下室というと天井が低いイメージがありますが、雰囲気のためにアバターが貫通したり狭くて動き辛いと本末転倒なので。
結果として豆腐に収束するのは面白みに欠ける気もしますが、今回はハコを外注するつもりで始めたのでよしとします。
◆BGM
パンプキンシードとはブルーギルの仲間。ハロウィンも6回目となると中々見慣れない生き物が出てきます。
◆世界観の狭間の地
ここからはちょっと深い話。
■第一世代電脳都市と第二世代電脳都市
まず、最初に話しておきたいのは、clusterで公開している電脳都市シリーズには二種類あるということ。
アルファベット表記になっているのは第一世代電脳都市、2018~2021年に連載していた世界観小説「LegacyOceanReport」を基盤にしています。
一方ネオンアルゴノーツ以降の、ワールド名に「電脳都市」と銘打たれているものは、母体サークルが今も制作中の「サンドボイジャー」という別の世界観を元にしたもので、便宜的に第二世代電脳都市と呼んでいます。
今回のラニアネストもこちらに属します。
今回初めてワールドモチーフに起用したカヴンチェイン(現代魔術都市連合)はLegacyOceanReportに登場する組織なのですが、サンドボイジャーにも形を変えて登場させる案が出ていました。今回の起用で案が確定になった…かもしれない。
■"巣"の住人達
家具や出来ればハコも既存品に頼りたかった理由。それはこのワールドが空想生物創作の展示場としての性格を持っているからです。箱型の部屋には額縁や棚が並びますが、それは"巣"の住人たちのスペースが必要だったことによります。
もっと本格的にいくなら、クリーチャー毎に解説パネルなどが付いたバーチャルサファリなワールドもよかったのかもしれません。ただ実際問題、肝心の空想生物企画が方向性に迷っていて十分な数さえ揃わない現状。
"巣"から出てくるのは、まだまだ先になりそうです。
結果的に、普段あまり表に出ないものが跳梁跋扈する空間となりましたが、それもまたハロウィンらしさなのかもしれません。料理も色々並べたので感謝祭っぽくなった気もします。
涼しくなって秋本番、楽しんでいきましょう。