【EURO2020】ケビン・デブライネの一撃。途中出場でも存在感発揮
こんにちは。村田です。
連日寝不足になりそうなほど、熱戦が、繰り広げられているEURO2020。
今回も私なりに、一試合ピックアップして試合結果と感想を織り交ぜてお伝えしていきます。
今回ピックアップした試合は、
ベルギー対デンマーク
https://youtu.be/gAWqwILuZjg
一試合目のロシア戦を3-0で圧勝しているベルギーと
フィンランド戦はエリクソンの不運を通じて、0-1で惜敗している開催国デンマーク。
この両国の対戦です。
見どころは、、
1,デンマークの戦略的布陣が功を制す前半
一戦を落としているデンマークにとっては、必ず勝利が必要な一戦です。とはいえ、相手は優勝候補FIFAランキング1位のベルギーです。そんな相手に勝利するために取り組んだ戦略が功を奏しました。それは、フォーメンションをベルギーに合わしてきたことです。ベルギーのフォーメーションは、3-4-3であり、デンマークも3-4-3のいわゆる「ミラーゲーム」で真っ向勝負を挑んできました。攻撃的なベルギー相手に守備重視にして、カウンター狙いを取るより、攻撃を重視した強気が伺えます。その結果、前半早々に、デンマークのポウルセンが左サイドネットにゴールを決めて先制に成功!
開催国のデンマークのスタジアムはボルテージ最高潮です!!
2,試合中のハートウォーミングな出来事
終始前半は、シュート数に対してもデンマークが上回っており、予想以上にデンマークが優勢の試合運びをします。ここで前半10分に心温まる出来事が発生。それは、前回試合中に倒れたエリクソンに対してサポーターをはじめ会場全体がエールを送りました。その間ベルギー代表も試合を止め、同じくエールを送る素敵な時間が生まれました。この時、インテルで同僚のルカク(ベルギー)は涙ながらエールを送っていた姿が印象的です。
国籍関係なく、一つになれることは、すごくいいことですね。
3,ケビン・デブライネの存在感
そんな前半は0-1でデンマークが先制して終えました。後半もベルギーの反撃も食らいますが、GKシュマイケル(デンマーク)の果敢なセービングがデンマークゴールを死守します。またエースのFWルカク(ベルギー)に対してもデンマークDFケアー(ミラン)、MFダムズゴーア(サンプドリア)などが好戦します。
デンマークも各国の名門クラブチームで活躍している選手が多数いることにびっくりです。
正直、このままデンマークが逃げ切るかと思っていました。
しかし、ここでベルギーが動きました!
チャンピンズリーグ決勝で顔面を負傷していたエースのデブライネがここで登場。ゴールを奪うべく投入されました。
そして、試合が動きます。
後半9分、デブライネのシュートを打つと見せかけた絶妙なキックフェイントからクロス。それをアザールがゴールを決めて同点に!
そして、ルカク、ティーレマンス、アザールが軽快にパスを繋いで、最後にデブライネが左足を振り抜く!それが見事ゴールに突き刺さり逆転に成功!
そして、逃げ切ったベルギーが勝利。接戦を90分通しましたが、デンマークが予選突破に黄色信号になりました。
試合結果よりも内容が十分に詰まった試合展開でした。正直どちらが勝つかはわからない様子でしたが、最後は決め切る立役者がベルギーにはいた。
それだけの違いだったのかもしれません。そんな後半から出場したとしても1G1Aのケビン・デブライネは間違いなく最高の選手であることは間違いないと思います。
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