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人を魅力するサッカー。華麗なる表舞台の裏に知られざる努力とは。


大好きなサッカーに関してお話します。
チームによって戦術であったり、状況によってそのチームのカラーが出ます。

たとえば、ロングボールを多く多様するシンプルかつフィジカルを重視したサッカースタイル、コンパクトにパスを繋ぐスタイル、守備重視で素早いカウンター攻撃につなげる堅守速攻スタイルなど、チームの特色を見比べるのは楽しみのひとつです。

今回はそんな数多くあるスタイルの中で、一つピックアップします。
それは、「ドリブル、パス中心の個人技中心のサッカー」です。


1,個人技中心のサッカーの真髄

「野洲高校」2005年に全国高校サッカー選手権で初優勝。セクシーフットボールの異名を全国に轟かせた。勝つためのサッカーから人を魅了するサッカー。有名な卒業生としては、乾貴士選手。

コンセプトは「魅せるサッカー」をしよう。クリエイティブなプレーや独特の個性を養うために、自由な発想でチャレンジしよう。自分たちのスタイルを持って。

一番に見ていただくとわかると思います。

2,チームの作り方

大事なマインドは、「金をとれる試合をしろ」お金を払って見に来た人が、「ああ面白かった」と帰っていくような試合を目指す。それが野洲スタイルです。そのためには、相手の逆を取る動きを常に意識したプレイです。そして、高校サッカーで終わるのではなく、最終は「世界を目指すサッカー」です。世界に通用するサッカーを高校生からやり抜く意識を持って、日々練習をしているようです。練習内容もボールを持った「野洲ドリ」と呼ばれる数十種類のあるドリブル練習など、ボールを持った練習がメインです。素走りが練習メニューにないのも当時は、特徴的でした。ただ、練習中のドリブルは全力で、切り返しや相手の逆を取る練習なのでハードであるのは間違いありません。全国優勝した試合でも、決して走り負けすることがなかったのは日々の練習があったからこそでしょうね。

3、全国優勝するまでは常に批判も。

野洲サッカーはヒールキックなどを多く使用します。裏をかくので成功すれば一気にチャンスになる半面、リスクが大きい。そんな子供のようなサッカーでは、全国では勝てないと言われてきたようです。そんな批判もある中でも、「見ている人を魅了するサッカー」「世界に通用するサッカー」と掲げてきた監督のビジョンと選手の志があってこそ、自分たちのスタイルを貫けたのでしょう。


3,日本が目指す先

日本サッカーは、「日本化」が求められています。体が海外と比べる見劣りはする。その中で世界と戦っていくためには、技術力や日本人特有の組織力を活かしていく必要があるのではないでしょうか。結果を出すまでは、何かと批判はあると思います。これはサッカーだけではなく、事業や新しいことにチャレンジした際には、当然の向かい風だと思います。しかし、全ては結果が解決させてくれる。そんなサッカーから多くのことを学びました。今回参考にさせていただいた書籍はこちらです。





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