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#34 InstagramがNFT機能を実験的に導入 / Too $hortが若手アーティストを嫌うベテランを批判 ほか

「CATCH WHAT'S NEXTはシンガーソングライター、音楽プロデューサーとして活動しているYonYonと音楽ブロガー、HIPHOPライターのアボかどが 話題のテックニュースから最新ガジェット情報、音楽ニュース、HIPHOPスラングなどの豆知識まで、 普通のニュースプログラムでは聴けないカルチャーニュースを毎週月曜日、水曜日、金曜日の朝にリスナー目線で分かり易く解説していくPODCASTです。

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5月30日の「CATCH WHAT'S NEXT」で取り上げたトピックは以下の3つです。

InstagramがNFT機能を実験的に導入

インスタグラムが、画像や動画、音楽などのNFTを共有する機能「デジタル・コレクティブル」の実験的な導入を発表しました。

デジタル・コレクティブルは、現在アメリカ国内の一部のユーザーを対象に提供を開始。クリエイターが作成、またはコレクターが購入したNFTをプロフィールで表示することや、デジタルウォレットに接続してNFTを共有することができるというものです。

デジタル・コレクティブルを投稿・共有する際には手数料が発生しないとのこと。また今後は、フェイスブックでデジタル・コレクティブルを展開し、インスタグラムのストーリーでデジタルコレクティブルをARステッカーとして表示・共有できるようにする予定となっています。


Lupe Fiascoが大学でラップの授業をスタート

シカゴのラッパー、Lupe Fiascoがマサチューセッツ工科大学でラップの客員教授に任命されました。

Lupe Fiascoは2000年代半ば頃にKanye West周辺から登場したラッパー。空手教室の先生をしていた父の影響で幼い頃からアニメや漫画などの日本のカルチャーに親しみ、SHAKKAZOMBIEのBIG-OやDJ Deckstreamなど日本のアーティストとも共演しているラッパーです。

なお、Lupe Fiascoは本業の音楽でも6月24日にニューアルバム「Drill Music in Zion」をリリース予定です。エンジニアを担当したCraig Bauerは同作について「過去10年で最高のラップアルバム」だとSNSで語っています。


Too $hortが若手アーティストを嫌うベテランを批判

80年代から活動するベテランラッパーのToo $hortが5月20日、ポッドキャスト番組の「Big Facts」に出演。若手ラッパーを嫌うベテランを批判しました。

Too $hortは「仮にお前がOGで、ヒット曲を生み出した若者を見て『この曲はゴミだ』と思ったとしよう。そいつが金を稼いでいて、みんなそいつのやっていることが好きなら、それがゴミなわけないだろ」と、リアリティのある例え話を出して力説。さらに「俺が若い頃もゴミだと言われてきたけど、俺は自分がやっていることの価値を知っていたし、人々がそれを好いてくれていることも知っていた」と自身の経験を語り、若いアーティストにエールを送っていました。

なお、40年近いキャリアを持つ現在56歳のToo $hortですが、現在も精力的に活動しています。今年2月には人気企画「Tiny Desk Concert」にも出演していました。


今回の解説

メンターのアボかどがリスナー目線でわかりやすく解説。

今回はToo $hortについてです。最近明かされたKanye Westとのエピソードなどの話も。

PODCASTはこちらから⇩


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