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巷の猫ちゃん② 僕は世界を覗いてみたい

僕は待っている

道の前を往きかう人間を

僕は待っている

逸れた兄弟を

いつもの看板の上から

忙しく生きる人間を

僕は世界を覗いてみたい

僕は人間が羨ましい

なぜなら、この地球の中心が人間だから

二足歩行できて、行きたいところに行ける

好きなご飯を好きな時に好きな分だけ食べれる

色んな動物と接することができる

羨ましい

僕たち猫はうち猫、そと猫関わらず、遠くまで行くのに限度がある

人間は車とやらを運転できるし

人間は約100年生きられる

僕たちは長くても20年弱しか生きられない

僕は遠くに旅をしてみたい

せわしく歩きはしない

ゆっくりだけど、毎日の時間を噛みしめてる

人間はよく分からない

僕たちを見るとにこにこしたり、

変な物体をこちらに向けてきたり

いきなり叫んだり

僕たちの声を真似したり

色んな人間がいる

僕も色んな猫に会ってみたい

せめて人間には

たくさんの場所に車や自転車、電車で旅をしてほしい

それは日本でも世界でも違う惑星でもいい

たくさんのモノをみて感じて、考えて

僕に教えてほしいのだ、

それが僕の夢かも知れない

人間の旅で僕は世界を覗いてみたい

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