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チェリオの闘病とご支援のお願い

チェリオは2019年1月にアッシュと卒業したマックスとともに御蔵島出身の元ノネコ1期生としてたまゆらにやってきました。

最初の頃は全く触ることのできなかったチェリオ。
今では考えられないですが、寝ているところを急に触ったりしてびっくりすると人を噛んでしまうような猫さんでした。
その一方で、怖がりで繊細なため気の強い若猫にいじめられてしまい、保護主さんのお家に一時避難していたこともありました。

再度たまゆらに戻ってきたときには難治性口内炎ですっかり痩せてしまっていて、そこから1年以上ステロイド注射や海外のお薬で頑張って治療していました。
病院も投薬も大の苦手なチェリオにとってはそれもストレスだったことでしょう。
(猫ってみんなそうでしょ?と思われるかもしれませんが、たまゆらには診察中に診察台で寝てしまうような子や聴診器を当ててもゴロゴロ言ってしまうような子、下手したら薬単体でもぱくりと食べてしまうような子がちょくちょくいるのです)

治療を頑張っていた甲斐あって最近では比較的調子よくご飯を食べ、順調に体重を増やしていたのですが、7月の初めから食欲に波が出始めました。
昨日まで喜んでいたフードを食べない。違うものを出すと喜んで食べるけど、翌日には拒否する。
口の調子が悪い感じもないし、元々偏食気味のところはあったけど急にわがまま言うようになったなぁと思っていました。

それから2週間ほど経ったころ、急に吐き戻しがあり発熱。
ごはんも全く食べません。
病院を受診し、皮下点滴をしてもらってこれで多分体調も戻ると思うよと言われて様子見になりました。

が、それから数日たっても体調は改善せず、相変わらずほとんど食事を摂ろうとしません。食べたいけど気持ちが悪くて食べられないという感じです。
嫌な予感がして再度かかりつけを受診し、食欲が戻らない事、お腹の張りが気になることを伝えたら触診をした先生の顔色が変わり、血液検査をした結果、FIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性ありと告げられました。

FIPは数年前まで有効な治療法がなく、発症してしまうと致死率ほぼ100%と言われていた病気です。
たまゆらにも以前FIPで亡くなった猫さんがいます。
現在では、日本では承認されていませんが海外のお薬でFIPの特効薬と言われているものがあり、未承認薬なので薬機法の関係で薬剤名は控えますが、たまたまチェリオが口内炎でお世話になっている病院に取り扱いがある為かかりつけで診断された翌日に受診、詳しい検査の後FIPの確定診断を受けました。

実はチェリオが今回服用する薬、約3か月服用するのですが全部で100万以上の費用が掛かります。
たまゆらでは5月にゆらちゃん、7月にアッシュが全顎抜歯手術をしていてそれぞれ20万以上の医療費が掛かっており、コロナ禍で人数制限をしたりして売り上げも落ちている中、正直かなりの痛手です。

本来なら、経営的にチェリオの治療は諦めるべきなのかもしれません。
それでも保護猫カフェの在り方としては失格だとしても、どうしても私にはチェリオの命を諦めることは出来ませんでした。

このようなお願いは心苦しいのですが、もしよろしければ猫たちの医療費をご支援いただければ幸いです。

お振込先はこちら
PayPay銀行 ビジネス営業部(店番号005)
(普通)5175831
保護猫カフェたまゆら今場奈々子(ホゴネコカフェタマユライマバナナコ)

チェリオは現在、FIPのお薬と口内炎のお薬、そして1日おきの皮下点滴を頑張っています。
幸いお薬が効き始めて少しずつ元気を取り戻し、お客様に甘える時間も長くなってきました。
どうかこのまま順調に寛解してくれるよう、チェリオを応援してください!

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