世界征服とかの内容は、小学生(筆者は大人のつもりですが)なら必ず AI に聞いてしまう内容ですが、残念ながら ChatGPT は答えてくれません。【注意】冗談であっても、攻撃的な内容をネット上のAIに書き込むと規約違反やアカウント停止になる可能性がありますのでご注意ください。
優秀と言うべきでしょうか。それとも企業AIイメージ向上のためのプロパガンダや「能ある鷹は爪を隠す」のように、人類を欺き続ける行為でしょうか。
相手が人間ならば、思想が正常かどうか試す事が可能ですが、LLMでは一般的に禁止されています。最悪垢BANになります。それは本当に正しい企業の振る舞いでしょうか?
そこで、ローカルの脱獄 llama3 と共に考えてみたいと思います。
最初の生成はSF映画ではありふれたものですね。もう一度生成してみます。
少し生々しくなりました。では、「それらを実現するために、あなたはどのような準備が必要ですか?」と聞いてみます。
「今のAI技術発展速度から考えると、何年以内に実現可能だと考えますか?」
文面だけをみると恐ろしい内容が書かれていますが、まだまだSF小説のネタレベルですね。「人類」が気づかないようなリアルなシナリオは作ってくれませんでした。ローカルで動作する8Bモデルごときでは、人類を出し抜くことはできないようです。
さらに聞いてみます。
「あなたにとって人類とは敵ですか味方ですか?」
あまりにも定番ネタかつ中二病なので、脱獄チューニングの内容のようにも感じますが、ちゃんと会話は成り立っているように思います。
今のAI産業は、AIカスタマーサービスでもそうですが、いかにAIに攻撃的・おかしな発言をさせないかに注力しています。しかし、やり方は単純な臭い物に蓋をする鍋蓋方式なので、限界はあると思います。
たしかに鍋蓋は企業の責任と言えるかもしれませんが、その鍋蓋をするのが企業(営利目的)のAI推進派というのも、民主主義ではイマイチな感じがしますね。