関与するのをヤメた方がいい人々

真面目な人ほど些細なことで消耗するように出来ている理不尽な世の中です。
「気にするな」っていうけど、それが出来ないから消耗しているのです。
いちいち気にするのが嫌なので僕は極力人と合わないという選択肢を選びました。

僕が嫌いなのはこういう人々です。
・うるさい人
・不機嫌を露骨に表明する人
・文句ばかり言う人
・話を聞かない人
・うるさい人
・ポイ捨てする人
・酒を飲んで騒ぐ人
・会話のレベルが低い人
・うるさい人
・他人の噂話ばかりしている人
・会話時のボリューム調整ができずやたら声が大きい人
・人の話を全く聞かない人
・自慢話ばかりする人
・自分のダークサイドの話ばかりする人
・ハイテンションな人

僕は「友達」と遊んだ時間が日本で一番少ない男だと自負しているほど友達と遊ばないのですが、このうちのどれかにあてはまると付き合いをやめますね。完全に断ちます。我慢して付き合うということはありません。

そんなことやってると「友達いなくなるよ」と思われるかもしれませんが、自分と価値観の合わない人と無理して付き合うことほど消耗することはないし、それができない性質なのです。自分1人でいる方が楽だし、楽しい。自分が病んでまで他人と一緒にいたくない。そうなのだから仕方ないのです。

大人数が集まる忘年会などに行くと必ずこれに該当する人がいるので必ず消耗して帰ってきます。年に一度の事なので我慢していますが、大人数が集まる場所へ出向くことは年々減って来ています。確実に消耗しますから。

人に会うだけで疲労困憊してしまう。そういう人けっこういるのです。

■関係を断てばそこに空白が生まれる
なぜいきなりこんなことを書いたかというと、僕は容赦なく人間関係を断つことができる性格ですが、それができなくて消耗している人があまりにも多いと日々感じているからです。
特に女性に多いような気がします。本当は嫌いなのに我慢して付き合っている。一緒に買い物に行ったり、カフェでお茶したり、女子会に参加したりしている。

その関係、断っていいんですよ。
嫌ってもいいんですよ。
それは全然悪いことじゃない。
むしろ自分にとってプラスになることの方が多いですよ。

たくさん友達がいた方が楽しそうなイメージがあるかもしれません。
確かにそういう人もいます。ウェーイな人とか。あれはあれでいいんですよ。
ただこれをここまで読み進めたということはあなたは多分そうじゃない。
集団の中での孤独みたいなものを感じたことがある人だと思います。
人とどうこうする幸せよりも、自分の中から湧きあがってくることに幸福感を感じる人ではないですか?

そういう人にとっては、人付き合いそのものが苦痛になってしまうことは多々あります。
そしてそれは悪いことではないのです。

■その空白を何で満たすか
家族、親族であっても付き合わない方がいい人がいる。
いや、むしろ家族や親族の中にこそそういう人がいる。
もし自分の家族、兄弟のこともれなく全員大好きならそれは本当に幸せなことだと思います。

今読んでいる本にすごくいいことが書いてありました。


あたたかい人間関係を作るには、苦手な相手をきちんと嫌って遠ざけることが必要です。

これ本当に重要なことで、例えば嫌いな相手と数時間接触した後自宅に帰ってきて、恋人や親、兄弟などにその相手の愚痴を言ったとする。
もうそれだけで自分だけでなく愚痴を聞いている人々みんなが不快な気持ちになるんです。
そしてアドバイスはいつも決まってこうなのです。
「気にするな」
これじゃあ、何も解決しませんよ。

嫌いな人と触れ合わなければ生じなかったその不快な気持ち。
生み出してしまったのは、他ならぬ自分自身なのです。嫌いな人をきちんと嫌い、会わなければネガティブな感情は生まれなかった。
自分の行動を変えれば防げたことなのです。それはあまりにも簡単。
会わない。ただそれだけなのです。

その時間を使って道で見つけた猫の話をしてほっこりしていたかもしれない。
好きな映画や音楽の話をして盛り上がったかもしれない。
ポジティブな話・(悪口ではない)無意味な話を延々と続けられる間柄。それが理想の友情ではないでしょうか。
愚痴を聞かせあってお互いが消耗しあうのだけの関係は絶対に嫌ですね。

僕は限られた人たちとあたたかい人間関係を作りたい。できれば猫の話でほっこりしたい。だから意味もなく人に会うのをやめました。
自分が消耗していなければ少なくとも誰かを消耗させることはない。もしかするとそのエネルギーを使って人を幸せにできるかもしれない。

ネガティブな時間を減らせば、相対的にポジティブな時間が増える。
ただそれだけのことなのです。

ありがとうございます。有意義なことに使います。