見出し画像

M4 iPad Proを3週間使用してみて

M4 iPad Proを迎えて3週間ほどが経ちました。届いた時のワクワク感が落ち着いてきて、iPad Proのことを冷静に見ることができるようになりました。

届いてからというもの、プライベートだけでなく、仕事でもバリバリ使っています。使わない日なんてあるわけがない。それぐらい使い倒しています。


到着してから、3週間ほどヘビーに使用してきました。今回は、使ってきて感じたことをnoteでご紹介したいなと思います。


バッテリーが持続するようになっている

iPad ProはM4になって電力効率が上がっていると、keynoteで発表されていました。しかしながら、Apple公式ストアで仕様を確認すると、バッテリー持続時間は10時間。変わってない…。

購入したタイミングで一番気にしていたことでした。使ってみると、「M1チップのiPad Proよりは、バッテリーの減る速さが遅くなってる」と感じました。どうも僕の感覚は間違ってはいないようです。

M4チップはiPad Proのために開発したというくらい、iPadにしっかりと最適化されているのかもしれません。


発熱はちゃんとする、むしろ熱くなりすぎ

iPadの電力効率は良くなったと言われました。合わせて言われたのが、熱も逃がしやすくなったということ。

これには僕は疑いの眼差しを向けました。なぜなら、iPad Proが薄くなり過ぎてしまったから。薄くなってしまっては、どうやって熱を逃すといいのでしょう。iPadの背面のリンゴマークが銅になったことで、熱は逃がしやすくなっているようではありますが。



RAWデータの写真をiPad Proで編集すると、しっかりと発熱されました。また、熱を逃がしやすくなっているためか、背面のリンゴマーク周辺はかなり熱かったです。M1チップの時よりも熱くなっている気がしました。


リンゴマーク部分が銅になったことで、その周辺がとても熱く感じます。
Magic Keyboardを装着したら熱さはあまり関係ないのですが。


考えてみるとMacBook Proは排熱効率を高めるために、筐体を厚くして、ファンを搭載しました。あれだけ電力効率の良かったMacBook Proをさらに厚くする必要はあるのかと思っていましたが、熱をしっかりと逃すためなのだとわかると、厚くすることに納得。


iPad Proはむしろ厚くして、小型のファンを搭載しても良かったのではないか、と思う時もありました。

当たり前だけど、ちゃんとスペックは上がっている

僕はこれまでM1 iPad Proで制作活動をしてきました。特に写真と動画が多いですね。写真編集ではLightroom CCを使っています。このLightroomでの書き出しにM1チップとM4チップの違いをかなり感じました。


Apple公式HPより


M1 iPad Proでは、書き出しの際に「う、うーん、ヨイショ」みたいなワンテンポ置かれる感じでの書き出しでした。


一方で、M4 iPad Pro。書き出しの時には「あらよっと」といった軽々な感じでの書き出しでした。軽快な処理能力ですね。


これは、僕がM2 MacBook Airに感じていた書き出しの感じと似ています。M4になったことで、待たされるようなストレスが格段に減りました。嬉しいことです。


※ここからは余談です。M3チップはMacBookのために開発されたとするならば、これからは奇数チップ(M5、M7)はMacBook用、偶数チップ(M6、M8)はiPad用として開発されていくんじゃないかなって思いました。


僕は割とこれは理にかなっていると思っていて。Mチップ自体Macのために開発されていますが、iPadのために開発されたわけではないはず。MacにはMac用のチップを、iPadにはiPad用のチップを開発することで、より性能が最適化された製品を世に出すことができるんじゃないかなって思いました。

iPad ProをMacBookと同じように扱うのはNG

今回M4チップを搭載したことで盛り上がりを見せたiPad。毎度のことながら、YouTubeでは購入動画が相次ぎましたね。そして、まだまだ多いなと思っているのが、iPad ProのMacBook化。


多くのYouTuberが、自身の熱が冷めてきたときに「結局、できることは変わってないじゃん」「だったらMac買う方が良かったのでは?」と言っています。


iPadってタブレットですし、Macはパソコンですからね。搭載しているOSが違うので、比べる土俵でもない気がしているのです。


MacBookが好きならばMacBookを使えばいいと思っています。無理してiPadをMac化しなくてもなと思います。

Apple信者1億人創出計画さんのヌフヌフさんも、なんとかiPad Proだけでやっていけないかを模索したところ、ダメだったと。macOSにヌフヌフさんは最適化されているのでしょうね。Macがないとダメダメなのでしょう。


僕はiPad Proが大好きだから購入していますし、バリバリ仕事でもプライベートでも使い倒しています。むしろiPadがないと生きていけないレベルなんですよね。


見た目は確かにMacBookに似てきているなとは思います


一方で、iPadが大好きな自分でも、次のように考えています。
Mac→仕事向け、組織で働く人向け
iPad→個人向け


僕の使用用途は今のところ個人向け。僕1人で制作する動画や写真はiPadで満足できるほどのレベルです。個人で活動しているInstagramへの投稿は全てiPad Proで制作、編集をしています。


でも、これが仕事や組織で動いている場合だと、iPadでは心許ないですね。使えるツールが限られますし。特にOfficeソフトはiPadでは使いたいとは思えないです。

仕事で不便なく使えるとしたら、手書きする場面くらいではないかと考えています。PDFデータを取り込めばApple Pencilでデータに書き込みすることができちゃいますからね。


これまで以上にiPad Proを愛することができそうです

2023年は、初めてiPadが登場しなかった年でした。当時はMacBookもバリバリ使っていたので、「あー、そんな年もあるんだな」と感じるくらいでした。


しかしながら、iPadだけでやっていこうと決めたら、「早く登場してくれー!新型iPad Pro!」と叫びまくる始末。


焦らされながら、登場したiPad Proを迎えて、ヘビーに使用することで、どんどん今のiPadProに愛着が湧いています。愛着が湧いてきたら、次はどのように使うか、活用するか。しっかりと使用していくことを念頭に置いてこれまで以上に愛しながら使用していこうと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?