iPadだってクリエイティブできる!
「iPad使うくらいなら、MacBookでやればいいやん」
たまーに言われますね。何か作るのなら、MacBookをはじめとしたパソコンと思っているのだと思います。もちろん、パソコンは創作物を作るために世に生み出されたようなデバイスなので、上記のような主張は的を得ているはず。
かたやiPadはインプット端末として世に放たれたそうです。当時は全く興味はありませんでしたが、ガジェット好きな祖父がソファに座りながら「でっかいiPhoneを持ってやがる」と思ったものです。
で、何をしていたのかというと、ブラウザ閲覧。カメラで撮った写真をiPadで見ていたような。つまり、その時からビューワーとして祖父は活用していたわけですね。
だから、何か創作物を作るためにiPadを利用するのではなくて、iPadを使ってみるためのもの思っていたのも事実。
でも、iPadでどんどんクリエティブなものが生み出されているんです。
Made on iPad
Adoの新曲「Value」。そのミュージックビデオはiPad Pro12.9インチとApp Storeにあるアプリだけを使って制作されたもの。AppleはそういったiPadを用いて作成したものを「Made on iPad」と呼んでいるようです。
はじめてこのミュージックビデオを見た時に思ったのが、「作品として素晴らしくらいに完成されている」と思いました。
「iPadでクリエティブなんて」と皮肉られているiPadを、「iPadだからこそできるクリエティブがあるんだ」ということをApple自身が証明した形と言っていいでしょう。
イラスト制作、動画編集、写真編集だってできる
iPadがなくてはならない職業は「イラストレーター」だと僕は断言します。ちなみに僕のプロフィール画像は、趣味としてイラストを描かれている友人に描いてもらったものです。iPadで使用することができるProcreatを使って作成してくれました。このように絵描きさんにとって、iPadはなくてはならないものなのじゃないかなって思います。
そして、パソコンでやればいいやんって言われる、創作作業「動画編集」と「写真編集」。なんなら、iPadでも全然できると思うんですよね。
動画編集は、iPad版の最強アプリ「LumaFusion」があります。僕もこのアプリを使って写真アカウントのリール動画を作っています。問題ないくらい自分が作りたいなと思っている動画を作成することができます。
写真編集も、iPad版のLightroomCCで問題なくRAW画像を編集することができます。Apple Pencilがあるため、カーソル移動がしやすく、MacBookに比べて、写真編集するスピードがぐんと上がっている感じがしています。
クリエイティブ作業はPCでなくても、iPadですることなんて問題なくできるんです。
何で作るのか、よりも何を作るのか
よく、「ブログするのならパソコンでしょ!」「動画編集?iPadでするの?パソコンの方がいいに決まってるじゃん」というのをYouTubeやネットで見ます。だから、「何かするのならiPadじゃ無理だろう」って思うのも無理ないかなって思うのです。
しかしながら、インターネットで発信をしている人は「何で作るのか」ということを優先している気がします。ガジェット系YouTuberの人は、「道具」のことを発信するのが仕事なので、確かに「何で作るのか」を最優先して発信している人が多いのかなと。
「何で作るのか」はクリエイティブ作業では当てはまるのではないと思います。作り出すことがクリエイティブなのですから、MacBookで作り出すこともiPadで作り出すこともクリエイティブです。
余談ですが、「MacBookか、iPadか」というガジェットが好きな人たちで盛り上がっているのをみるのは大好きです。自分自身、今のところどちらも所有しているので、好きな道具を使うべきと言う考えです。好きなものを使って作業している時が一番楽しいです。楽しいとどんどん創作作業が楽しくなります。
どんどんiPadを使っていろんな作品が世に放たれてほしいなって思います。
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