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大学生活記録_1.0ー序章ー


このシリーズの目次

  1. 大学生活記録_1.0ー序章ー★今回★

    1. はじめに

    2. 鬱のはじまり

  2. 大学生活記録_1.1ー鬱の症状ー

  3. 大学生活記録_1.2ー鬱の原因ー

  4. 大学生活記録_1.3ー今の私とこれからの私ー


1. はじめに

3月、1年間の休学期間を含めて5年間通った大学を卒業した。卒業から約1カ月が経った。この卒業からの1カ月という時間は、私にこころの余裕を取り戻し、気持ちの整理をするためにも重要な期間であった。
本来であれば、一般的な社会人1年目の人達のように、私の多くの知人たちのように、私もスーツという戦闘服を身を纏い、「やれ、研修があーだった」とか「あの会社の先輩はこんな人だ」とかを友人と語りながら、新しい環境と自分に心を踊らせていたのかもしれない。
しかし、現実の私は絶賛、無職中である。一応、就職先は決まっており8月に入社する予定である。皆よりも半年遅れの社会人スタートを切る予定だ。どうしても今更感は否めないが、社会人になる前のこの期間で、大学生活記録用に、こうしてnoteにまとめることにした。
まずは、手始めにこの半年感に起こった鬱症状について整理したいと思う。もしかしたら、一番、ネガティブな内容かもしれない。

2.鬱のはじまり

―――――「あなた、最近、輝ているわね。」―――――
大学5年生の秋、久しぶりに会った大学1年生の時からお世話になっている先生に言われた一言。 本来であれば、ポジティブに捉えて良い言葉であるし、先生も何の悪意もなく純粋に褒めてくれただけである。 おそらく、最近の僕の大学内での活躍ぶりを見て、励ましにかけてくれたのであろう。 この頃の僕は、客観的には優等生であったと思う。例えば、大学の広報誌に学生団体の執行として取り組みについてインタビューを受けたり、新聞にも載ったりした。大学での今までの取り組みが実になって表に現れ、ありがたいことに多くの方にも高い評価された。はたまた、知らない人からも、声がかけられ、「凄いですね。」と言われることもあった。

―――――「ありがとうございます・・・・。」―――――
上手く笑えているだろうか。とそんなことを想いながら、謙遜と御礼を込めて返事をする。 コロナウィルスの影響でマスク生活があたり前になったのが功を奏していると、顔の全部をさらけ出さなくてもいいこういう時だけは感じる。
「あぁ、今の自分は他の人には輝いて見えるんだ。」とどこか他人事のように思い返した。この輝かしく見えている裏では、私自身としては、これまでの23年間の人生においても、小学生時代に家庭環境やいじめを受けて自殺を本気で考えていたときと同じくらいに精神的に最も辛いと感じていた。

最初は、よくあるただの精神的な疲労であった。今までもよくあった「ちょっと疲れたな」っていう小さな倦怠感を恒常的に感じるようになり、その「疲れた」はいつの間にか「辛い」に変わっていた。
周りの描く自分像と自分の持っている自分像の乖離が広がるにつれて、毎日、いらぬ思考が頭をぐるぐるループし、自分で自分が分からないという状態が続き、やがて、「辛い」は「無感情」になり、実生活にも影響しはじめ、結果、今まで出来ていた「当たり前」のことすらできなくり、日常生活もままならない状態になっていた。

一旦、中締め

今日はここまでというこで、ここまでお付き合いいただいた方はありがとうございました。少しでも興味をもってもらえたり、共感してもらえたりして、ポジティブでもネガティブでも反応もらえると嬉しいです。
次回の、大学生活記録_1.1ー鬱の症状-では、具体的にどんな症状があったのかを整理にお付き合いいただければ幸いです。

注意
※このnoteはあくまでも素人無職個人の経験をまとめるためのものです。
※引用やデータ等は出典先の信憑性などに細心の注意を払っていますが、場合によって不適切な可能性もあるので、ご指摘いただけたらと思います。

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