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登山服日常着のすすめ

登山用の衣類は日常着としても非常に優秀だ。その機能性・耐久性から考えると値段も驚くほど安い。ユニク○の1.5倍の値段で3倍以上持つシャツが手に入る。そして着心地は段違いだ。登山服を日常着に取り入れてみよう。

最近めっきり寒くなったので、軽くて暖かくて楽でなおかつ何度も選択してもヨレないシャツがあったらなぁ…などと言っていたところ、登山服を勧められた。登山服。要するに登山やアウトドアスポーツ用の登山用品の衣服である。

登山用に機能性を重視した服なら、

  • 「軽くて暖かい」

 …登山に使用する服だから、軽さはもちろん薄手で汗もすぐ吸い取って乾燥させてくれるが、同時に冬場用のシャツなら保温性も重視されており、とても暖かい。

  • 「耐久性が高い」

  …アウトドアでのハードユースを考えてある服であるため、洗濯に強い。なおかつ速乾性も高い。「山小屋で自分で洗濯できる」が基本であるからである。

  • 「楽」

  …登山やスポーツで体の動きを邪魔しないように考えられており、上下に着る他の服との摩擦が滑らかであるとか、余計なたるみがないとか、とにかく動きやすく作られている。しかも、長時間着ていても楽な仕様が登山には求められるので、着心地もいい。


と、日常着としても「こうあってほしい」機能がフルに詰め込まれている。その上で、値段もユニ○ロなどに比べれば高いが、私の買った「ウィックロン・ゼオ」の長袖Tシャツなら大体1.5倍程度なので、この機能性と、何より耐久度が3倍以上違う(選択し続けてもヨレることがない。穴が開くまで着られる)ことを考えると、決して高価ではないお値段だ。

非常に薄手なのに暖かいというところもポイントが高い。適当な薄手のセーターやトレーナーの下に着ても全く邪魔にならないし、動きやすく、肌触りもいいし、暖かい。暖かい。薄手でサラサラした肌触りで、セーターと擦れても全く静電気も起こらず、スルリと動く。なのに暖かい。これは、去年着ていた無印○品のコットンシャツとは着心地が1段も2段も違う。しかもコットンシャツは1年着たらヨレヨレになった。なぜ最初からこれを買わなかったのか。悔やまれる。

もっと寒くなれば厚手のセーターやフリースの下に着ればいいので、長く使うことができるだろう。

一つ難点を挙げるとすれば、登山用のため派手な色が多いのだが、青や緑、灰色などの色を選べば落ち着いた色である。日常のアンダーシャツとしてなんの問題もない。

登山用品店は色々あるが、全国に展開していてリーズナブルなラインも多い「mont-bell(モンベル)」の商品がおすすめである。

また、夏場には同じモンベルの「ウィックロンTシャツ」を日常用のTシャツとして着ていたが、汗をすぐに吸って汗冷えしない設計で、速乾性があり、消臭機能やUVカット90%以上の性能で、非常に快適だった。もちろん洗濯に非常に強い。柄も色々とあり、普通に日常着として使える。


…と、登山服(特にTシャツ系)は日常着として非常に優秀なので、快適で長持ちする日常着を求めている方は一度登山用品店を覗いてみてほしい。日常の快適さの質が上がること請け合いだ。

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ヤマネコ
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