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気づきと工夫の攻防

子どもが生まれて愛くるしく喜ばしいのも束の間、いつの間にか始まった「なぜだろう?」の嵐。

ある日新しいマグボトルにお茶を入れて飲ませようとすると、なぜかストローを咥えることを嫌がりました。「なぜ?」そして気づきました。

以前使用していたストローと質感が違うからか!

マグボトルといっても多種多様。ストローも硬めのもの、シリコン製のもの等あります。
こんな場面を繰り返しているうちに気づき始めました。

『この子は初めてのものが苦手なんだ』
『慣れているものが変わることが苦手なんだ』

こんなこともありました。
基本的に常温で飲んでいた麦茶がその日はたまたまほんのり温かかったことがありました。
すると、一度は飲もうとしたもののすぐに止めてしまいました。「なぜ?」そして気づきました。

いつも飲んでいる温度より温かいからか!

結果的にたどり着くことはやはり上記の『』のことでした。

そこで私は考えました。
同じものを与えて安心させよう、と考える人もいると思います。
しかし私が考えたことは、
『同じものに慣れる過ぎることは危険だ。色々なものに慣れさせなくては!』
でした。

それからは、お茶を数種類準備して同じ味に慣れにくくしました。
温度も変化を加えました。

服の色もカラフルに選び、帽子にも慣れるように常に被るようにしました。

トイレトレーニング前には興味のありそうな乗り物系のハンドルが着いたものを選び、まずはリビングに置きました。見て慣れて欲しかったのです。
これは知らないものじゃないよ、仲良くなってね、そんな思いでまたがって乗れる日が来るのを待ちました。

ゲームクリアと考えれば楽しさも湧くかもしれませんが、実際は気づきと工夫、忍耐と試行錯誤の繰り返しでした。

さて、次の課題はなんでしょうか?

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