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リモートワークとタイパの関係性【広報の雑談】

こんにちは。2014年からフルリモート経営をしている株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。
今回は、最近よく聞く「タイパ(タイムパフォーマンス)」の視点からリモートワークについてざっくばらんに話したいと思います。

リモートワークはタイパと相性がいい?

ツボイ:最近、「タイパ」ってよく耳にしますよね。モリさんは、普段の生活でタイパを意識していることありますか?

モリ:音声コンテンツを聞く時に、家事をしながら、2倍速や1.5倍速で聴いたりといったことはします。

ツボイ:倍速わかります〜!私も動画はほとんど倍速視聴です。

モリ:あとは、買い物する時間がもったいないので、食品は宅配サービスを利用したり。

家事については、5年前に色々見直したんです。その結果、自分がやるとタイパが悪いなと思うことは外注したり、やらないことを決めました。

ツボイ:結構、普段からタイパを意識した工夫をされてるんですね!
今日は、そんなタイパとリモートワークの関係について考えてみたいと思います。リモートワークとタイパって、まさに相性がいい気がするんですけど、どうですかね?

モリ:通勤時間は圧倒的にタイパが悪かったと思うので、通勤をなくせたのは大きいですね。

ツボイ:出社以外にも、商談のために外出したり、会議室へ移動したりという移動時間がほぼ0になりますよね。

モリ:そうそう。それから、リモートワークではチャットで仕事を進めますが、チャットだと、ほぼ同時に複数の案件の会話を進められるところもいいですよね。

あとは、資料を紙で印刷することもなくなりました。今思えば、会議資料のプリントアウトに結構時間を使っていたことがあったんです。時間だけではなく、資源のムダがなくなったのもよかったです。

リモートワーク自体タイパが良いし、タイパを良くするための手段と相性もいい

ツボイ:あと、キャスターでは入社後の研修は動画で進めますが、あれも分かっているところは早送りすればいいですし、タイパがいいですね。

モリ:AIでの議事録作成もタイパがいいですね。リモートワークはタイパがよくなるツールを柔軟に取り入れやすい働き方だなと思います。

ツボイ:たしかに。リモートワーク自体がタイパが良い面もあるし、タイパを良くするためのツールや手段と相性がいい面もありますね。

仕事していく上で大事にしたいのは、自分にとってのタイパだけを意識するのではなく、相手にとっても自分にとってもタイパが良いことが理想ということです。

たとえば、電話がわかりやすいかもしれません。電話して手っ取り早いのはかけた方であって、かけられた方はその内容を思い出しながらまとめて、相手に齟齬がないか確認して、他の人にも共有して…としなきゃいけないことが多い(苦笑)。テキスト化する面倒くささがあるのかもしれないけど、お互いのことを考えたら最初からチャットでやりとりしたいなと思いますね。

モリ:そうですね〜。
相手の状況は見えないので、もしかしたら忙しい時に電話してしまっているかもしれないですしね。メールやチャットでよかったのではという内容のこともよくあります。

ツボイ:他にもリモートワークと関連したタイパの良さってあるかなぁ?

モリ:集中できる環境を作りやすいというのもあると思います。同じ仕事でも、集中することによって短時間で仕上げられたりと。オフィスだと、上司・同僚に話しかけられて集中が途切れることがありませんでしたか?

ツボイ:ありますね〜。

モリ:フルリモート企業のキャスターが平均残業時間が少ないのって(2021年9月〜2022年8月の平均残業時間は、5時間未満/月)、リモートワークだとタイパよく働きやすいということも関係しているかもしれませんね。残業をあまりしないように人員配置したり、リモートワーク以外の理由ももちろんあると思いますが。

ツボイ:他にもいくつか出てきそうですが、結論としてリモートワークとタイパは相性がいいと言えそうですね。

重要なのは、何のためにタイパを考えるのか

モリ:話はちょっと戻りますが、日常生活ではタイパを意識しすぎるのもどうかなぁと思うこともあります。ゆったりする時間を作りたくてタイパを重視してたのに、せっかく時間ができても、その時間を効率的に使おうと別の用事を入れてしまったりして。いつも時間に追われている感じがして、せかせかして全然ゆっくりできていませんでした。

ツボイ:なるほど!それも、一理あるかも。タイパで生まれた時間を、またタイパで考えてしまうという無限ループ(笑)。

モリ:最近は少し生活に余裕が出てきたので、のんびりお料理をする時間も取れるようになってきてます。以前は、時短料理ばっかりだったんすけどね。時間の節約や効率ばかりに捉われずに、丁寧に何かをする時間をこれからもっと増やしていきたいなぁって思っています。タイパの流れに逆行していますかね?

ツボイ:いやいや、むしろそれが本質なのかなと思いました。タイパによって生まれた時間をどう使うか、そこが重要な気がします。

料理みたいに、時間をかけることでの贅沢というのもありますしね。タイパを意識しすぎると、何でもない時間から生まれる偶発的なものを捨ててる気もしますし。そこのバランスって難しいですよね。

モリ:なるほど〜。時間の密度を濃くしたり、自由に使える時間を増やして幸せに暮らすためにタイパを意識することはいいなと思いますけど、タイパばかりにとらわれずに、“何でもない時間”というものをこれから意識してみようって思いました。

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以上、広報の雑談シリーズでした!
また「キャスター通信」を覗きに来ていただけると嬉しいです!


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