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平均残業5時間未満。キャスターの「残業・有休取得」事情

こんにちは。約1500名が47都道府県でフルリモートワークをする株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。

今回は、キャスターの「残業と有休」に関するトークをお届けします!

新入社員も驚き!月の平均残業時間は5時間未満

ツボイ:そういえば、先日企画した新入社員との座談会で「入社前に想像していたよりも残業が少なかった」とびっくりされていた方がいましたよね。キャスターの現状の残業時間って、平均どのくらいなんでしょう?

モリ:私も入社したての頃、終業後に外がまだ明るくて感激したのを思い出しました。前職では、いつも夜遅くまで残業をしていたので…。

2021年9月〜2022年8月の月の平均残業時間を確認したところ、5時間未満/月でした。

ツボイ:おおー!たしかに少ない…!
私も、今はフリーランスですが、会社員時代にはなんなら1日で5時間くらい残業してたこともあって(苦笑)。キャスターの残業の少なさを肌で実感できます。

スタートアップは残業が多いイメージを持たれがちなので、この結果を意外に思う方もいそうですね。

モリ:厚生労働省の毎月勤労統計調査 令和3年分結果確報を見てみると、就業形態計の所定外労働時間は9.7時間と書かれていますね。

一方で、転職サービスdodaが出している「平均残業時間の少ない仕事・多い仕事は?90職種別の残業時間ランキング」では、15,000人の平均残業時間は20.8時間

かなり差がありますが...いずれにしても、キャスターの残業時間は少ないと言えそうです。

ツボイ:残業って、業界や業種によっても異なりますが、あらゆる業界や業種を含めた平均値より少ないのはスゴイですよね。

考えてみると、キャスターのメンバーって、終業後や休日にチャットの返信が来ることがまずないですよね。今では当たり前の感覚になりましたが、最初はその潔さというか、切り分けができていることに驚きました。心配になって、つい休日にチャットを見ちゃったりしそうなのに。

モリ:会社から携帯にSlackのアプリを入れることも推奨されないですし、サービス残業はしないようにと日頃から口酸っぱく注意喚起されていますしね。

ツボイ:CROの石倉さん も、社内で共有しているGoogleカレンダーに18時以降は「就業時間外」とはっきり入れていますよね。

モリ:石倉さん、18時には家族でご飯を食べると決めているとおっしゃってましたものね。

知人から「上司や同僚がオフィスに残って仕事していると帰りづらい」という話を聞くこともありますが、そういう空気感がキャスターの社内にはないように思います。
リモートワークなので、上司・同僚が目に入らないからというのもあると思いますが。

ツボイ:たしかに、退勤のしやすさはリモートワークならではのメリットとも言えそうですね。
キャスターは残業時間が少ないことに加えてリモートワークで「通勤もない」ので、プライベートの時間はさらに増えますね。

なぜ、キャスターは残業を削減できるのか?

ツボイ:多くの会社や働き手は「残業を減らしたいけど、減らせない」というのが本音かと思うんですが、キャスターはどうやって残業を削減してるんですかね?

モリ:積極的に採用をして、業務に見合った人数を各部署に配置しているというのもあると思いますし、たとえば、リモートアシスタントサービスを提供する「CASTER BIZ」では、営業時間を9時〜17時に設定していることが残業削減につながっていると思います。

サービスを開始した当初は18時までだったのですが、終了時間を1時間早めたのです。このことによって、17時〜18時の1時間で、集中して事務処理や翌日に向けた業務整理ができているようです。

ツボイ:なるほど。無理がでないような、リソース確保や仕組みづくりがポイントになりそうですね。

世間では「リモートワークだと、部下がサボるのではないか?」というテーマが取り上げられがちですが、キャスターでは逆にリモートワーカーが働き過ぎてしまうことを問題視していますし。

モリ:そうですね。残業も少ないですし、休みも取りやすいので、そういった面での働きやすさを感じます。

有休取得率58%。急な休みにも業務が回るタスク設計

ツボイ:キャスターの有休の取得状況はどんな感じですか?

モリ:2021年度の年次有給休暇の取得率は58%でした。

ツボイ:厚生労働省発表データでは56.6%なので、平均とそれほど変わらないですね。残業が少ないし、有給取得率はもっと高いのかと思いましたが、意外でした。

モリ:実は私、有休が結構余っています。期限内には、100%取得したいと思ってはいるのですが…

ツボイ:え!なんで休まないんですか?

モリ:無理をしているわけではなく、休む必要がないというのが正直なところかもしれません。情報ユニット(広報部)ではフレックスタイム制が導入されていて、1ヶ月間で定められた総労働時間の範囲で、日々の始業・終業時刻、労働時間を自分で決めることができるので、ちょっとした用事は有休を取らなくても対応できてしまうし、有休に加えて夏季休暇と年末年始休暇もあるので、休みが足りないということがなくて...。

ツボイ:なるほど、必要な時には休んでるけど、それでも使い切れないということか。そういう人は、モリさん以外にも多そうですね。だからこその58%という数字。

フレックスだと、中抜けできるのもいいですよね。通院やお子さんの送り迎えなどはそこでも調節できるし。それと、夏季休暇の取得可能期間も長いですよね?

モリ:そうなんです。今年だと6月〜11月末までの間に取得できます。

ツボイ:6月〜11月ってことは、6ヶ月!半年も夏季休暇を取れる期間があるのは珍しいですよね。

キャスターは休みやすい雰囲気もすごく感じます。「体調不良でお休みします」というチャットが流れてきた時には、「お大事に」などの温かいスタンプがバーっとつくのをよく見かけます。

体調不良で休むことになったメンバーに「お大事に」などのスタンプ

モリ:優しさ溢れてますよね...!

ツボイ:お互いの姿は見えないので、テキストで自分の状況を伝えなければ伝わらないのがリモートワーク。体調が悪い時や困っている時に、弱音を吐いても受け止めてもらえるのは、安心感につながりますね。

モリ:そうですね。急に休むことになってしまうと、休む本人はメンバーに申し訳ないなと罪悪感を感じがちですが、そうならない環境づくりをしようとしていると思います。

たとえば、リモートアシスタントサービスの「CASTER BIZ」は、クライアントの窓口担当が急に休むことになっても業務が回るよう、属人化させないタスク設計をしています。そのため、代わりの誰かに全負担がかかるということがないようになっています。

そして、日頃からクライアントには担当者が急な休みを取ることになってしまってもご理解いただけるコミュニケーションをしています。

ツボイ:マニュアル化の徹底も、緊急時に支障が出ない理由の1つなのでしょうね。キャスターでは、日頃から書いて残す文化が根づいているのも特徴かと思います。テキストがあるのとないのでは、状況を把握して対処できるスピードが違いますし。

もう1つ、キャスターでいいなと思っているのは、体調不良など以外の理由も言いやすいことです。たとえば、この間の石倉さんの「娘さんが誕生日なので休みます」とか。

モリ:皆でお祝いしているのもいいですよね!
ちなみに私は、休む理由を特に書かない派です。

モリが休みを連絡したチャット

ツボイ:石倉さんのゆるい返信がいいですね(笑)。休む理由を聞かれないのも気持ち的にラクですね。
今まで休む時は理由を伝えていましたが、考えてみたら有休を申請する際に会社側に理由を伝えるのは義務ではなく、任意ですしね。

モリ:こういう1つひとつが、ストレスを感じずに安心して働ける環境につながっている気がします。

休みやすい職場の作り方については、キャスターが運営する「Alternative Work」でもご紹介しています↓

以上、キャスターの「残業、有給」事情でした。

また覗きにきていただけると嬉しいです!


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