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金言562:もう一度チャンスがほしいといわれても

WindowsPCが外付けハードディスクドライブを突然認識しなくなりました。
今まで、パソコンが認識しなくなった時点で、外付けHDDは物理的に破壊してゴミとして廃棄してきましたが、今回は壊さず放置していました。そろそろ捨てようと思い、ふと、古いOSのパソコンでは認識するかもしれないと試してみました。もちろん、つなぐ前に、いつものとおり、このモノに対して、「動かなかったらぶっ壊す」という所有者としての強い直接的物理的警告をしました。
今回は、予想外の結果がでました。何の異音もなく回っています。すぐ、中身を新しい外付HDDにコピーする作業を開始しました。400GBほどの電子データをとりもどしました。
しかしながら、一度ユーザの期待を裏切った2TBのハードディスクの今後の処遇は検討中です。認識しなくなったことがあるハードディスクは、また認識しなくなる確率が非常に高いので、使用再開を躊躇しています。もしこれが人間なら、「もう一度チャンスがほしい」というのかしれません。相手が人間だと情実がからみ、今度は大丈夫かもしれないと期待しないと包容力のない冷たい人間と周囲に評価されてしまいます。

機械は不具合を起こした部品を修理・交換することで再使用可能ですが、人間は不確定要素が多いので、一度期待を裏切った人が今度は大丈夫と言われてもお付き合いを再開するのはリスクが高いかもしれません。前職のソフトウェア会社では、一度赤字プロジェクトを出したプロジェクトマネージャーにはセカンドチャンスは原則として与えませんでした。理由はシンプルです、マネージメントの方法論が同じならまた赤字プロジェクトとなるからです。

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