金言224:自爆テロと利敵行為

高校野球「道連れ」テロ
高校野球の出場校が野球部員の不祥事で出場辞退をすることがときどきあります。未成年の飲酒・喫煙発覚、昨今ではクラスター発生などが理由ですが、元凶の生徒たちは試合出場メンバーでないことがあります。出場メンバー以外の不祥事での出場辞退は、教育的指導の立場から仕方ないことかもしれません。

常勝の有名チームはたくさんの部員を抱えています。当然試合に出場できるメンバーは限られ、3年間一度も公式試合に出ることなく卒業する生徒がたくさんいるはずです。この子どもたちの中に自爆テロリストがいたらどうなるでしょうか。テロリストの自爆テロとは違いますが、こちらは「道連れ」テロかもしれません。陽のあたる場面には呼ばれることのない控えの選手たちのなかから、ほんの一部のこどもが常軌を逸した行動にでるとそれでこのチームの甲子園プロジェクトは解散になります。

余談
昔スポーツシューズを売っていた人から聞いた笑い話です。
某外資系スポーツシューズメーカーのマーケティングマネージャーが、ライバルメーカーのブランド価値を下げるために、公園にたむろするホームレスにライバルメーカーのシューズを履かせることを思いつきました。汚い・臭いホームレスがそろって真新しい靴を履いていたら目立ちます、それが同一メーカーの新製品であれば、消費者は不審に思います。風評によりこのブランド品のイメージが傷つき、商品力が落ちるかもしれません。

こういう効果を狙ったアイデアですが、酒席で問答無用の却下になりました。
新品の靴をもらった浮浪者は、履かずにすぐ換金して酒を買うというのが理由です。

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