見出し画像

ため息90:ネガティブな傾向

某ソフトウェア会社のネガティブに見える意思表示。
提案なり報告の中に、1ヶ所でも誤りがあると、技術者は全くだめだと否認する傾向があります。
全くだめだと言われた際に、よくよく話を聞いてみると細部の1ヶ所とか、訂正可能な表現とか、あいまいな表現があるので否認することが多いのです。コンピュータシステムでは、1ヶ所でも不具合があれば、システムは誤作動したり稼動しなかったりします。ですから、小さな誤りが1箇所でもあれば否認するというのは、仕方のないことです。一理あります。

技術者のどちらかというとネガティブな姿勢に比べて、営業、マーケティングはアナログの世界で、楽観的な指向性があります。

砂漠を走るキャデラックは、エンジンが片方潰れても、もう片方を動かして煙をだしボディを引きずりながらでも、次の町までたどり着く(ともかくたどり着かないと生き残れません)というヘビーデューティな一面があります。同様に、頼りになる営業は、何としてでも目標達成するタフで楽観的な姿勢を持っています。

ただし、この某ソフトウェア会社は、営業力より技術力を選びました。

いただいたサポートはこれからやってくる未知のウイルス感染対策、首都直下型大地震の有事対策費用に充当します。