金言-2:ボーナスは期待しないほうがいい。

役員の種嶋が部下に冬のボーナス支給について、会社の決定を伝えました。「あまり出ない、ふふふっ」
社員:「笑ったな。許さないぞ。」

鼻で笑うとは無礼。これは経営者としては失格でしょう。
持株会株主でもある社員を馬鹿にしています。社員株主を軽く見てはいけません。笑ってごまかすわけにはいきません。社員の期待を裏切るような額しか支給できなかった経営責任は、経営会議の決定に従って働いた社員が負うのでしょうか。
まずは、「社員の皆さん、ごめんなさい」でしょう。痛みを分かち合うぐらいのリップサービスができないの。

人徳も人間的な魅力もない、リーダーシップにも問題があるこの男にでも部下が従う理由は、ただひとつ、社員と経営者という「賃労働と資本」の論理なのです。こんな経営幹部を放し飼いにしている会社は、何かおかしい。この会社は間違った空気が漂っています。株主なら、これ以上この会社に投資するわけにはいきません。負け組みですから。

でもNOといえない、しがないサラリーマン。ランチに行こうといわれたら、来客があるからと断るぐらいはできます。

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