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台湾最強のバス路線
昨年の冬コミでは、台湾最長の一般路線バスを題材にしたのであるが、実は一度しっかり調べてみたいバス路線がある。
先日書いた台湾旅行記の中でもふれた、「台湾最強のバス路線」臺北客運・首都客運の307路である。
この路線のことを初めて知ったのは2016年春、「また6月に台湾に行ってみたいなぁ…」と考えていた頃にツイッターで流れてきた記事がきっかけである。
台湾で一番本数が多く、収益が多いバスは、台北市と新北市を結ぶ307番バス。通常は2~5分間隔で運行。一日の本数は780本。昨年より収益は12%落ち込みましたが、それでも年に3億台湾元を稼ぎ出すドル箱路線となっているそう。 pic.twitter.com/DnaMieZH4k
— 中央社:フォーカス台湾日本語編集部 (@focustaiwanjpn) April 21, 2016
1日780本というのが往復合計だったとしても片道390本。
都営バスで一番便数が多い路線でも300往復はなかった(入出庫路線で1日400本超える路線は厚木にはあったが、別に需要に応じて走らせている路線というわけではないから…)のだから、1路線だけでそこまでの本数を走らせているというのは大変なことなのである。
輸送人員や収益などは一時的に他の路線が上回ることはあるようだが、台湾でもトップクラスの路線であることは疑いがなく、なんと華語版のWikipediaにも単独で記事ができている。
この記事によれば、86台のバスが運用されているという。
ちなみに臺北市公車はどの会社も車両と路線が固定されているようで、実際に307路の車両の中には路線図も307路のものしか出ていないのだから、307路という1路線のためだけに86台が用意されているということである。
乗降扱いや信号待ちの状況によって307路が連続することもあるのだが、それだけの台数を惜しげもなく投入していれば、そうなるよなぁと。
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(2019年9月に林森北路で撮影)
もっとも、調べてみたいと軽く書いているが、冊子としてまとめることができるかというと、かなり難題が付きまとう気もする。
昔の記事を探してみたりとか、それとも何か資料があるかもしれないと図書館に行ってみたりとか、いろいろやることはあると思うのだが、それらを異国の地でやらないといけないのである(言葉の壁…読むだけなら多少はできますけれど…)。
あとこの路線、実は結構距離が長く、片道20km以上あるのだが、一度も通して乗ったことがない。
だから、まず全区間乗ってみて、乗ったり降りたりを307路だけで繰り返して、307路の沿線環境や乗客の動きなどをある程度把握できるようになって…その後の話ですね。いったいいつになるかなぁ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719562803780-DNw3rDuqpa.jpg?width=1200)
まあ、持っている野望(無謀?)の紹介ということで。
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