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そうしてフィルムカメラに戻ったりする。

冬にGR3xを購入して、そこから不具合が出てGR3に交換してもらい、今はもう夏。今まで使ってきたデジタルカメラの中で、一番外に持ち出したり、家の中でもつかっています。料理をとれば綺麗に撮れるし、子供のまつ毛一本一本までしっかり撮れるその描写力、とっても頼りになります。


陰影もいい感じ。カメラには光を捉えるためのものであって欲しいという、謎の私のこだわりに応えてくれていて嬉しい。

でもそれでもフィルムで撮った時の感動は別格ともいえる。

いよいよ、フィルムもなくなってしまうのか。つづくのか、その過渡期に立っている感じがする。新たに作られるであろうフィルムカメラは私には到底買えないし、フィルムも、現像も、どんどん少なくなるのか、それともフィルムがもっと生産されるようになるのか。需要があれば現像もまだ余力を残す形で続くのか。

写真、というけれど、真実を写す、というより光で描くという方が好きだ。
友人からの手紙で『映画を観ると、現実って美しいのかもしれないと思えるから好きなのかも』と書かれていて、なるほどなと思ったけれど、フィルムカメラも私にとってそう言う存在だとおもう。

世界は、まだまだ美しい。捨てたもんじゃない。それは、『真実』ではなく、むしろ『希望』に近い。けれどその瞬間瞬間の『事実』であると言うことが、なんだかとても面白い。

#filmphotography #penft #gzuiko40mmf14

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