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#民謡60s

SA-580

A: 八戸小唄 - 大西玉子 (青森) B: 外山節 - 大西玉子 (岩手) (7" コロムビア SA-580 1961) レア度:☆ 内容 :★★ 幼いころに青森の成田雲竹一座から秋田の佐藤貞子一座を渡り歩き全国を巡演、最終的には岩手民謡界に君臨した民謡研究家/ディガー武田忠一郎の弟子にして年の離れた後妻となった岩手のビッグ・ママこと大西玉子。 東北民謡を深堀りするNHK仙台放送局の名物ラジオ番組「民謡をどうぞ」の構成を立ち上げから担当した故・原比呂志によれば、現

MV-542-S

A: 山中追分 - 初代浜田喜一 (石川) B: 帆柱起し音頭 - 初代浜田喜一 (富山) (7" ビクター MV-542-S 1968) レア度:☆☆ 内容 :★★★★ A面の"山中追分"は、北海道帰りの出稼ぎ船頭が山中温泉に浸かりながら唄っていた"松前追分"から変化したという逸話を持つ"山中節"の大元となったといわれる一曲を北海道出身のプロが再現。実際には追分元唄説は眉唾で近隣の変哲もない甚句がスロウ・ダウンしただけのようですが、ここではほぼ"江差追分"と"山中節

MV-3

A: そうらん節 - 鈴木正夫 (北海道) B: 大漁唄い込み - 鈴木正夫 (宮城) (7" ビクター MV-3 1963) レア度:☆ 内容 :★★★ ファニーな正夫の真骨頂が出た"そうらん節"に、どちらかというとシリアスにムーディにこなす元宮城民謡門下生としての"大漁唄い込み"。この"大漁唄い込み"の真摯に落ち着いた感じが一般化したこビクター民謡 とで、のちのドリフの替え歌"大変うたい込み"のギャップがさらなる大衆受けに繋がったのではないかと。

MV-568-S

A: そうらん節 - 初代浜田喜一 (北海道) B: 北海よされ節 - 初代浜田喜一 (北海道) (7" ビクター MV-568-S 1968) レア度:☆☆ 内容 :★★★★ 不死鳥浜田喜一のベースとなる北海道の"そうらん節"。漁師唄でもなくポップスでもない、これぞ「プロによる民謡」を提示する初代のねっとりとうねる柔らかな喉が、山田流をはじめとする鉄壁のバック・バンドに支えられています。B面の"北海よされ節"は御大の唄はもちろんのこと、山田鶴三・鶴寿による太鼓と鉦、