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5分でわかる、ドローポーカーのルール

こんにちは!CASIMARU.comです。

今回は、好評いただいているポーカーシリーズです。

昨今はテキサスホールデムが主流ではありますが、日本で根強い人気のドローポーカーにクローズアップします。

テキサスホールデムで利用する共通カードがない分、ルールがよりシンプルなので、初心者の方におすすめです。さらに、ドローポーカーとテキサスホールデムの違いを知ることで、テキサスホールデムの面白さがさらに引き立つことでしょう。

はじめに

ポーカーには様々な種類が存在するのですが、気軽に始められるポーカーとして、日本ではドローポーカーが最も一般に普及しています。ルールが非常に簡単なので、テキサスホールデムから始めて、挫折してしまったという方は、気を取り直してここから始めてみませんか?

ぜひここで、ドローポーカーのルールを一緒に覚えて遊んでみましょう。皆さんのポーカーライフへの第一歩に、少しでも役にたてられましたら幸いです。

1.ドローポーカーとは?

ドローポーカーは、その他ポーカーと同様に役の強さを競います。

ドローポーカーは、別名クローズド・ポーカーと呼ばれ、自分の手札は最後の勝負の瞬間までクローズしている(相手に見せない)状態にしておくという特徴があります。

ドローポーカーの中で最も日本で知られているのが、ファイブカードドローという形式で、ファイブカードドローは最初に5枚のカードが各々に配られて、そのうち何枚かを交換することによって役を完成させることを目指すのが基本となります。

なぜこのルールのポーカーが日本でよく知られているかというと、一説によると、国民的ロールプレイングゲームである『ドラゴンクエストシリーズ』のカジノにおいてファイブドローポーカーが採用されていたからと考えられています。

今人気のテキサスホールデムは、外国でもドローポーカーの後から広がったスタイルなので、日本におけるポーカーの種類の人気の遷移も肯けますね。

2.ドローポーカーの基本的なルールと用語

ゲームの流れややり方を説明する前に、覚えていたほうがいいドローポーカーの基本的なルールと用語をまずは解説します。

まずは、ドローポーカーの役の強さです。これはもうどのポーカーにおいても共通です。ですが、本当に始めたての方にもわかるように解説しておきます。役の強さがかわかっていないと、何も始まらないので、しっかりと覚えましょう。

上から強い順に並べます。

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・ロイヤルストレートフラッシュ

・ストレートフラッシュ

・フォーオブアカインド(フォーカード)

・フルハウス

・フラッシュ

・ストレート

・スリーオブアカインド(スリーカード)

・ツーペア

・ワンペア

・ハイカード

世界的にはフォーカードやスリーカードといった呼び方はほとんどしません。〇〇オブアカインドという呼び方が一般的なのでぜひ覚えてください。
それとスート(絵柄)による強さの違いはありません。あくまで数字の強弱を比べます。

3.ドローポーカーのゲームの流れ、やり方

ドローポーカーはプレイヤー同士の対戦です。ディーラーはカードを配るのみで、基本的には対戦には参加しません。

ただ家庭でプレイする際には、ディーラーの人が退屈になってしまうので、後で説明するボタンの位置の人にディーラーをやってもらうとよいでしょう。

(1) 座る位置を決める

まずはテーブルのどこに座るのか位置を決めます。一般的にはもうゲームがスタートしている場合は、あとから入る人は空いている席につきます。
新しく始める場合は、人数分のカードを裏返してテーブルに置き、そこから各々が1枚ずつカードを引きます。

引いたカードの数が大きい順に反時計回りになるよう座りましょう。ただしAはポーカーにおいて、1でありKを上回る”14”として扱うので、Aが一番大きな数となり、次にK,Q,J,Tと続き2が最小の数となります。

一番大きな数のカードを引いた人の前にディーラーボタンという目印を置くとわかりやすいです。この人の座り位置を「ボタン」と呼びます。1ゲームごとにディーラーボタンを時計回りに動かせば、皆が順番にカードを配ることになるので、1人の負担が少なくドローポーカーをプレイすることができるでしょう。

(2) 参加費を賭ける

アンティというルールで全員が決まった額のチップを賭けます。

※家族や友達と遊びでプレイする場合この工程は不要(以降のベッティングの工程も同様)

(3) 5枚のカードを配る

全員に5枚ずつカードを裏向きに配ります。この5枚のカードのことを最初に配られた手札という意味で「スターティングハンド」と呼びます。

(4) 1回目のベッティングラウンド

ベッティングラウンドとはチップをベット(賭ける)することができるタイミングのことです。ベッティングラウンドできるアクションは、以下の通りです。

・ベット
チップを賭けること

・コール
前のプレイヤーが賭けた額と同額を賭けること

・レイズ
前のプレイヤーが賭けた額に上乗せして賭けること。基本的には前のベット額と同額以上うわのせする必要があります。

・フォールド
ゲームからおりること。自分のカードはディーラーに見えないように返し、それまでに賭けていたチップも没収されます。

・チェック
自分の順番でチップを賭けずに次の人に回すこと。まだそのベッティングラウンドで誰も賭けていない場合のみ選択できます。

(5) ドロー

ここがドローポーカーの最も特徴的なルールです。
いらないカードを捨てて、捨てたカードと同じ枚数のカードをディーラーからもらうことができます。捨てなくてもよいので5枚そのままキープすることもでき、その場合はスタンドといいます。

(6) 2回目のベッティングラウンド

できることは1回目のベッティングラウンドと同じです。

(7) ショウダウン

ここまでに1人を除いて、他のプレイヤーがフォールドした場合は残ったプレイヤーの勝ちとなり、チップを総取りできます。

複数のプレイヤーが残った場合には、お互いの手札をオープンして強さを競います。その結果、1番強かったプレイヤーがチップを獲得できます。

もし手札の強さが同じプレイヤーがいた場合にはスプリットといって、同じ強さのプレイヤー人数分にチップを分けて配ります。


4.まとめ

以上が基本的なドローポーカーのルールとなります。

ベッティングラウンドが2回しかなく、共通カードがないので、ルールはとてもシンプルですね。さらにこれは戦術を練るための情報量がより制限されるということになるので、ドローポーカーのほうがテキサスホールデムより、戦術もよりシンプルになりやすいと言えるでしょう。

よって、あまりポーカーに慣れていなかったり、駆け引きがまだわからないという人には、まずドローポーカーをプレイして、ポーカーに慣れることをおすすめします。

”何かつかめた”、”自分でもできそう”と感じたら、しめたものです。これを皮切りに、どんどんポーカーについて勉強しましょう!知れば知るほど、面白くなりますよ!

CASIMARU.comでは、たくさんのポーカーの記事がありますので、ぜひ遊びに来てくださいね!

ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。

次回の投稿も、お楽しみに!



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