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素材をワンランクあげるキーはアフターケア

UTOは品質、最高級のカシミヤニットにこだわったものづくりをしています。

20年続けてきた結果、素材は特一級品、それをいかす職人の技術もパリのトップメゾンシャネルやエルメスなどと同様かそれ以上で、品質は世界最高峰。

それでも、ヨーロッパならブルネロやクルチアーニのカシミヤの品質と同じで、国内でも近しい品質のブランドもあり、玄人でない限りこの微妙な差を感じとることはかなり難しいです。

そもそもこのクラス(品質)になってくるとこの微妙な差は全く選ばれる要因にならないと思います。
つまり、UTOがこれらの近しい品質のブランドの中から選ばれる要因を、品質以外から見つけないといけないという話です。

よくある付加価値がブランド力=信頼ですが、これはもちろん一番重要だと思いますが、ことUTOについて次に重要だと思うのが「アフターケア」というサービス。

UTOのアフターケアというのは購入後のサービスで、洗い直しして毛玉等さっぱり綺麗にしたり、穴が空いたら修繕するというもの。

カシミヤって高いお金出して買って、ひょんなことから虫食いで穴があいたり、擦れて糸が切れたり、、
高いからこそ長く使いたいのに、ちょっと気を抜いた隙にすぐダメになるくらいならいらない、って方多くいると思います。

だからこういうサービスがあると、ただ最高級カシミヤニットが手に入るだけじゃなくて「長く使える」っていう実用性が手に入って、出した金額以上の価値(安心感)を持てます。

良いものが溢れてる今どういう付加価値で他と差別化するのか、は特に今どの業界でも重要だと思いますが、少し前から流行ってる「作り手のみえる化」もそうですが安心感に繋がる付加価値というのは、特に高級であるほど価値が高い付加価値だと思います。

ECだとなおさらです。

素材を超えた、ワンランク上の最高級カシミヤニット。
一枚一枚つくる基盤のあるUTOだからこそできるサービスですが、僕だったらこれからの時代で戦う為には会社ではあまり注目されていないこのアフターケアサービスのサービス幅の拡大や技術向上に力を入れます。

それから、新しいものを取り入れるのが早い宿泊業界を参考にしてみて、安心感が整ったら次は楽しみ方の付加価値を考えてみます。

こういうお客様目線の付加価値を少しずつ加えて、それが集まってオリジナリティになって、デザインはベーシックだけど何ランクも上のカシミヤニットにできるようにこれからも挑戦していきます。


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