![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33031786/rectangle_large_type_2_ef5bf0fa1367ab133c7a74f8c3a2f0ee.png?width=800)
【心霊体験ファイル】 大阪のビジネスホテル 「S」
私が、15年前に体験した話です。
ホテルの名称・部屋番号は、仮とさせていただきます。
*
私は、仕事の出張で、大阪に来ていました。
宿泊するのは、Sホテル。
大阪では、有名なビジネスホテルです。
私は、これまでホテルで幽霊を何度か見ているため、出張が大嫌い。
何もなければいいな・・・
その日も、そんなことを思っていました。
*
深夜1時すぎ、
喉が渇いた私は、部屋を出て、自動販売機へ行くことに。
自動販売機は、ロビーにあるため、エレベーターへと向かいました。
私の部屋は、ホテルの端の方。
とても大きなホテルのため、エレベーターまで30mぐらいはありました。
部屋を出て、ボーッと歩いていました。
すると、20メートルぐらい歩いた時です。
スーーーーーーーーーッ
目の前を、「白い何か」が通ったのです。
もしかして出た?
見間違い?
いや、確実に見ました。
怖っ・・・
廊下を歩く、私の左側は、壁。
白いものは、左側の壁から入り、廊下を横切りました。
そして「415号室」ヘと、通り抜けて行きました。
*
出張から帰り、会社で、女性の先輩Kさんに、ホテルで起きた出来事を話しました。
すると・・・
Kさんの顔色が変わったのです。
「それ、私も見た・・・」
実は、Kさんは、私が大阪を訪れた1週間前、
大阪へ出張があり、同じSホテルに泊まっていたのです。
しかし、私とは、心霊体験の状況が異なっていました。
「私は、寝てる時に目が覚めると、白い服を着た女の人が、部屋に入ってきた」
と、言うのです。
待てよ・・・
「Kさん、部屋番号は?」
先輩Kさんの宿泊していた部屋番号・・・
そこは・・・
「415号室」
私が、見た「白いもの」が入っていった部屋だったのです。
そこは、霊の通り道だったのかもしれません。
*
ちなみに部屋番号は仮ですが、「415=良い子」みたいな感じで、Kさんは覚えていたらしいので、間違いないです。
「間違いない!」 (引用 長井秀和)
〜完〜
いただいたサポート費は発毛、いや家族サービスに使用させていただきます!