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〜子供と私の成長日記〜

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・アメリカ人と日本人の両親を持つ、元気な3兄弟の成長と子育ての記録。 ・シンガポールで自由奔放に育つサードカルチャーキッズの我が子の様子や、多分化の中での日々の子育てで感じた事や… もっと読む
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#子供の成長

暗く静まった公園前で待ちながら、子供の付き合いと心の成長を感じたつぶやき。

日本に本帰国して早くも3週間が経ち、 その間、子供達もそれぞれが学校生活に慣れ始め、 今では次女(小5生)も一人で登下校できるようになりました。 一人で行き帰れるようになってからというもの、 心配になった母は見つからないように塀の角からこっそり見たり、 帰宅時間を見計らって家の外に出ていたりしていて、 「あ〜、うちのママ見てるわ…」 と煙たがられたりもしています。 今日は一人で帰宅したな。という日もあれば、 友達と一緒に仲良く帰ってくる日もあり、 そんな様子に一喜一憂す

うちの子なかなかやるじゃない!と思えた次女の天晴れな行動。

今日は久しぶりに次女のお話をひとつ。 天真爛漫でまるで蝶々のようで、 気になることがあれば あっちへふらふら こっちへふらふら。 自由だな〜、を地で行くうちの次女10歳。 ウチの中ではすこぶる大変なのですが、 一歩外に出るとちゃんと周りを見ているというか、 とにかく歳下の子に優しく、ベビーが大好き。 そんな次女の こないだ一緒にお出かけした帰りの電車内での天晴れな行動です。 金曜の夕方18時あたり、 駅のプラットホームも帰路に着く人の群れでごった返しておりました。

子供の成長を感じたアンニュイな気持ちにさせる雨の日の息子との会話。

ここ最近雨つづきのシンガポール。 常夏とはいえ、肌寒い毎日が続いていて短パンTシャツじゃ寒いくらい。 そんなのも相まってか、ここ最近パッとしない日々を過ごしています。 この天気に気持ちが左右されてしまうのは人間だけなのだろうか🤔 「なんだかな〜。」 とため息を着くと、 隣で息子(11歳)が、 「どうしたの?ママ?」 と聞いてくるので、 「なんだかな〜って思ってね。頑張ってるんだけど空回りしてるっていうか、上手くいかないっていうか…」と愚痴を垂れると、 「う

そうだよ。最初から悪い奴なんて誰もいないよ。

「そうだよ。最初から悪い奴なんて誰もいないよ。」 これは『王様ランキング』を観ながら私が呟いた一言に返ってきた息子からの言葉でした。 若干タイムラグはあるけれど、ここシンガポールでもだいたいの日本のアニメが観れる環境にある我が家。 もともとテレビにもアニメにもそんなに興味のない私ですが、この王様ランキングの、『素直さ。裏切られてもそれを許せる心。人と人との繋がり。そして誰かを守るためだから更に強くなれる。』こういった要素に思いもよらずハマってしまいました。 感動するシ

思わぬところから知った子供の成長〜Vol.2~

恐らく多くの方々に共感頂けるかと思いますが、朝は時間に全く余裕がありません。 朝の5分ほど貴重なタイムがないってくらい、全てのルーティーンを被せながら動き続け、やっとの事で子供の送り出しにこじつけている毎朝。 私の朝は毎日そんな感じです。笑 なので小学校のバスの集合場所にもだいたいラストに着く我が家。 たまにバスの集合場所に向かう途中、お友達家族と同じ時間帯になると、その家族に『今日は間に合わないんじゃないか』と若干心配されるくらい 笑。 そして、今日もやっぱりそん

今現在子育てに手を焼いてる方に読んで頂きたい、あの頃は大変だったんだな〜。と思える、今では頼れる存在になった長女の幼少時代の日記

なんの拍子か先日Mixiの話になり、久しぶりに開けたMixiで見つけた自分の懐かしい日記。そこにはすっかり忘れてしまった長女に手を焼いていた時の日記が綴られていました。 この時はまだシンガポールに来たばかりで、ママ友を作るのに必死だった頃… 本当に私毎日頑張ってたな〜。 今ではどこに出しても恥ずかしくない自慢の長女、13歳。 「あ〜、こんな時期があったんだな〜」と感慨深い。 もしタイムトラベルできるならあの頃の自分に伝えてあげたい、 「大丈夫、娘は素晴らしい子に育って

どうしよう、、大人になっちゃう。

大好きなお友達に電話をして、 久しぶりにお泊まりの約束をこじつけた息子10歳。 その大好きなお友達は双子の13歳。 息子よりも3つも上だけど仲良くしてくれています。 こちらのお友達、以前は同じコンドに住んでいたのですが、今は電車で片道1時間ほどの離れた場所に引っ越してしまったので、そうそう遊びには行けなくなりました。 なので、お泊まりに行けると決まった息子は有頂天。 電話で「17時くらいには着くからね!」と話して切った後、 「ね、ママ、〇〇と〇〇の二人とも、ちょっと

ふっと興味深く思えたうちの3兄弟のそれぞれが出来ることと出来ないこと。

今日は日曜日。 日曜はサッカーの練習日。 なので息子は今日も一人でサッカーに行きました。 そろそろ帰りも一人で帰ってこれるか聞いてみたところ、まだ時間差で来て欲しい。と言う。 まだまだ「行きも帰りも一人」は心細いらしいので今日も私は時間差でサッカー練習場へ向かいます。 (なのでこの記事も練習場で綴っています) 家を出る前に、ちょっと時間があるな~。と家の事をあれこれしている横で友達と出かける準備をしている長女。 子供が成長すると、休みの日はそれぞれが、それぞれの

子供よりも私が成長しないといけないな、と常々思っている事をこのたび克服しました。

「そ~んな悪態つくんなら今日は一人でサッカー行きなね!!」 この私のぶち切れた一言から、昨日息子(10歳)は、今まで何度もさせようとしていた初めての ”一人で電車に乗って” 全行程1時間のサッカー練習場への移動をやりこなしました。 「え!?…いーよ!一人で行っても!」 と、売り言葉に買い言葉。息子も引くに引けない状態に発した言葉でございます。 え?10歳でしょ?別にたいしたことないじゃない…と思われた方、確かにそうなんです。10歳だったらとっくにバスや電車を乗り継いで

長女との会話で感じた「私なかなか良い関係作れてるんじゃない?」と思えた出来事。

長女13歳、多感な時期に入っております。 性格はまだまだ純粋なものの体つきも変わってきて、パパの前では着替えなくなりました。 冬に一時帰国するときには、毎回家族で貸切露店風呂に入っていたけれど、もうあんな事も出来ないのか....と思うと、娘の成長を嬉しく思う反面、何とも言えない寂しさを感じる母ひとり… と、先日、そんな長女と二人きりでテレビを見ながらうどんを食べ、チャンネルを変えていると、 お笑い芸人が「分娩室で頑張る妻をロビーで待つ面識のない男2人」の設定でのコント

我が子のつぶやきから感じた「違い」や「区別」と「内と外の関係」

とかく人間は内と外の関係を作りたがる生き物だと思う。 作りたがるというか、作らないと自分の立ち位置が不安でしょうがないのかもしれない。 それは、 言語だったり、 肌の色だったり、 国籍だったり、 性別だったり、 出身地だったり、 学歴だったり、 部署だったり、 ありとあらゆる見方と理由で暗黙のカテゴライズをしているし、されていると思う。 会社では内の関係だったはずなのが、プライベートでの集まりに参加して顔を合わせてみると外の関係に変わった気がして、なんだ

バブルティーで学ぶ「諦めたらそこでおしまいなんだよ」

次女7歳はバブルティーが大好き。 お出かけする度になんだかんだと言ってバブルティーをおねだりします。 (バブルティーとは日本でいうタピオカミルクティー。ここシンガポールでは定着した飲み物で、ミルクティーのみでなくバラエティ豊かなフレーバーであちこちで売られています。) 一昨日のお出かけの際にも飲みたいと言うので、いつも買っているチェーン店に行くとなぜかブラックティー(紅茶)のミルクティーの販売がなくなっており、しょうがないので違うお店を利用したら、なんとそこはキオスク販

これって子供達に共通する事なのか、お子様をお持ちの皆さんに聞いてみたいこと。

子供って面白い特技を持ってるな~。 と思った出来事が続いたので書いてみました。 各ご家庭の、自分では気付かない「自宅の匂い」があるように、各友達の身に着けている物にもそれぞれ匂いがあるようで、 先日、うちに見慣れないジャケットがあり、 「これ誰の?」と息子に聞くと、 クンクンと匂いを嗅いで、 「あ、これは〇〇のだ」 と持ち主を割り出しました。 自分達の物を置いていたプールサイドのテーブルに見慣れないプール用のタオルが椅子にかけられていた時もひとしきり匂いを嗅い

次女の考える「家族を動物に例えたら」

こないだ先生から聞いた次女の話し。 家族の1人1人のイメージを動物にしたら、という話しを次女が先生にしていたらしい。 パパは強くてワーワー言ってるからタイガー、 ママはいつも廻りを見てみんなが大丈夫か見ているからキリン、 姉は賢くてドッシリ構えてるからコアラ、 兄はいつも元気よく走り回って友達とふざけてるから犬、 そして、当の本人は高いところから落ちてもちゃんと着地出来るから猫なんだそうな。 本人が猫だと言ってるのはその天邪鬼な性格だろうし、コアラって賢かったっ