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〜子供と私の成長日記〜

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・アメリカ人と日本人の両親を持つ、元気な3兄弟の成長と子育ての記録。 ・シンガポールで自由奔放に育つサードカルチャーキッズの我が子の様子や、多分化の中での日々の子育てで感じた事や… もっと読む
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記事一覧

暗く静まった公園前で待ちながら、子供の付き合いと心の成長を感じたつぶやき。

日本に本帰国して早くも3週間が経ち、 その間、子供達もそれぞれが学校生活に慣れ始め、 今では次女(小5生)も一人で登下校できるようになりました。 一人で行き帰れるようになってからというもの、 心配になった母は見つからないように塀の角からこっそり見たり、 帰宅時間を見計らって家の外に出ていたりしていて、 「あ〜、うちのママ見てるわ…」 と煙たがられたりもしています。 今日は一人で帰宅したな。という日もあれば、 友達と一緒に仲良く帰ってくる日もあり、 そんな様子に一喜一憂す

うちの子なかなかやるじゃない!と思えた次女の天晴れな行動。

今日は久しぶりに次女のお話をひとつ。 天真爛漫でまるで蝶々のようで、 気になることがあれば あっちへふらふら こっちへふらふら。 自由だな〜、を地で行くうちの次女10歳。 ウチの中ではすこぶる大変なのですが、 一歩外に出るとちゃんと周りを見ているというか、 とにかく歳下の子に優しく、ベビーが大好き。 そんな次女の こないだ一緒にお出かけした帰りの電車内での天晴れな行動です。 金曜の夕方18時あたり、 駅のプラットホームも帰路に着く人の群れでごった返しておりました。

利き酒ならぬ利きチーズ

それは昨日のことでした。 ごそごぞと冷蔵庫から何かを持ち出し、テレビの前で食べ始めた次女10歳。 「あれ? これは、 モッツァレラじゃなくて、 チェダーだね。」と一言。 「え!?、チェダーって分かった?」と聞くと、 「うん、白いからモッツァレラかと思ったけど、このシャープで強い感じはチェダーだね。」 ですと。 なんでしょう、10歳でチーズの違いを語るのがちょっと面白いなと感じたのは私だけでしょうか。笑。 そういえば小学校の頃の友達に「これはフジ、これは陸奥、

Where you come from? アナタはドコカラ来たんですか?

現在中3生の長女、とにかく高校受験に向けて勉強一本の毎日です。 塾に入り、帰宅が22時あたりになるまで勉強に勉強を続け、さらに土日も特訓やテストが続き疲れも見え始めるそんな中、幸か不幸か自分の偏差値(中学校では偏差値を出しません。)と、行きたい高校への合格率がクリアになり始めてきました。 これはちょっとマズイかもしれない。 (ちょっとどころではないのかもしれない…💦) と、本人も気づいたのかどうかは定かではないですが、自宅のリビングで寛いでいる時も、思い出したかのように

海を越えて参加した長女のサマーキャンプ@Hiroshima Global Academy のお話し。

現在3年ぶりになる日本一時帰国の真っ最中。 本来ならこの夏は、主人の家族や親戚巡りでアメリカに飛ぶ予定だったのですが、私が以前から追いかけている、IBカリキュラムを県立で提供しているHIROSHIMA GLOBAL ACADEMY ( 広島叡智学園)のサマーキャンプがあると知って、長女に薦めると俄然行く気になったので、まぁ、まずは申し込んでもしビデオ選考に通ったらどうするか考えよう。と送ってみたら有難いことに参加出来ることになったので、家族会議を開き、日本行きを決定! こ

〜努力は夢中に勝てない〜「私、集中できないの」と嘆く長女を見て、自分のことって本当に自分では気づけないんだな。と思えた出来事。

結構前に書いたこちらの記事↓ 最近、「努力は夢中に勝てない」という言葉を思い出した出来事があったので綴ります。 -- 「頑張ってもなかなか頭に入らない、覚えられない。すぐに集中が途切れてしまう。私、集中できない気質なのかもしれない…」と嘆いていた長女。 そんな姿を見て放った私の一言。 「いや、あなたは集中してる時はとっても集中してるよ!」 「……」 「え、いつよ…」 と眉間に皺を寄せ、いぶかしげる長女。 自分のことってなかなか気づけないもんだよな。と改めて感

~いよいよ明日から開催!! セカチャレ「メタバースイベント」海外移住フェスタ登壇者紹介!Vol.9~

■名前:樫村周磨 < ゼスト株式会社> ■プロフィール:政令都市一位横浜生まれ横浜育ち。 求人広告代理店、人材会社を経て2008年人事/採用コンサルティング会社を創業。 日系、外資、グローバル企業の中途・新卒採用支援を中心に、2013年創業した日本最大の人事勉強会「一般社団法人グローバル人事塾」を月2回全国各地で開催中。 一般社団法人デジタル・イノベーション理事、東京都人材戦略事業ディレクター、iU情報経営イノベーション大学客員教授としても活躍。 米国CCE,Inc.認

これが『類は共を呼ぶ』という現象なのか。長女の不思議な能力で繋がる友達の輪。

=== エピソードはこちらから↓ === 「ママ、一応伝えておくね。ママ、今 取り憑かれちゃってるよ。」 と、ソファーでくつろぎながら突然私に向かって言い放つ長女。 え? えーっと…… そうなんですか… パソコンに向かって黙々と作業をしていたところにいきなりのジャブで、どうリアクションを取っていいか分からない母。 以前にも書きましたが、どうやら長女は見える人らしく、時々不思議なことを言うので、ちょっとやそっとじゃもう驚かなくなった私。 先日は日本人会でタクシー

子供の成長を感じたアンニュイな気持ちにさせる雨の日の息子との会話〜Vol.2~

昨日、上のような記事を書いて、お陰様でたくさんの方に読んで頂いております。 で、 実は書き忘れたというか、今日になって思い出した続きのやり取りがあったので追記しました。 -- 思いがけずの胸の内の告白を聞いて、そうか〜、と思いながらも、 「で、なんだかな〜。って落ち込む時ってどうしたら気分がマシになるの?」と対処法を聞いたところ、 「う〜ん、もう考えるのを止める。考えてもキリがないから。」 「で、何か違うことをする。」 「体を動かす。」 と続けて3つ出てきたので

子供の成長を感じたアンニュイな気持ちにさせる雨の日の息子との会話。

ここ最近雨つづきのシンガポール。 常夏とはいえ、肌寒い毎日が続いていて短パンTシャツじゃ寒いくらい。 そんなのも相まってか、ここ最近パッとしない日々を過ごしています。 この天気に気持ちが左右されてしまうのは人間だけなのだろうか🤔 「なんだかな〜。」 とため息を着くと、 隣で息子(11歳)が、 「どうしたの?ママ?」 と聞いてくるので、 「なんだかな〜って思ってね。頑張ってるんだけど空回りしてるっていうか、上手くいかないっていうか…」と愚痴を垂れると、 「う

どうやら好きな男子がいるらしい次女8歳。 「ねえ、ママ。どうして人を好きになるの?」 から、 「どうしたら相手からも好きになって貰えるの?」 と、シンプルながら難しい質問を投げてくる。 正しい答えはないけど、誰かを好きになるってハッピーな気分になれるよね。 と母回答。

そうだよ。最初から悪い奴なんて誰もいないよ。

「そうだよ。最初から悪い奴なんて誰もいないよ。」 これは『王様ランキング』を観ながら私が呟いた一言に返ってきた息子からの言葉でした。 若干タイムラグはあるけれど、ここシンガポールでもだいたいの日本のアニメが観れる環境にある我が家。 もともとテレビにもアニメにもそんなに興味のない私ですが、この王様ランキングの、『素直さ。裏切られてもそれを許せる心。人と人との繋がり。そして誰かを守るためだから更に強くなれる。』こういった要素に思いもよらずハマってしまいました。 感動するシ

胸に引っかかった消化しきれない思いをときどき浄化する我が子達の話。

それは長女からの突然の質問で始まりました。 「ねえ、ママ。ちょっと2人で話したいことがあるんだけど…。」 と誘われ、(お、なんだ、なんだ。)と思いながらも、 「うん、いいよ。」と聞き始めると、なんだか話しにくそうな、恥ずかしそうな素振りを見せつつ話し始めた長女。 「ね、ママ、思い出したくないから忘れたいけど、どうしても時々思い出しちゃうことってある?」 「う〜ん、どうかな。どうして?」 と返すと、 「私が5歳の時さ、友達のバースデーパーティーに行った時にパーティ

思わぬところから知った子供の成長〜Vol.2~

恐らく多くの方々に共感頂けるかと思いますが、朝は時間に全く余裕がありません。 朝の5分ほど貴重なタイムがないってくらい、全てのルーティーンを被せながら動き続け、やっとの事で子供の送り出しにこじつけている毎朝。 私の朝は毎日そんな感じです。笑 なので小学校のバスの集合場所にもだいたいラストに着く我が家。 たまにバスの集合場所に向かう途中、お友達家族と同じ時間帯になると、その家族に『今日は間に合わないんじゃないか』と若干心配されるくらい 笑。 そして、今日もやっぱりそん