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フランチェスコの今日の一品:鯖缶スパゲッティ

うちの料理教室「カーザ・ブルーザ」にいらっしゃるお客さんによく言われるのは「イタリア料理を作るためにこの食材を買いましたが、使い切れず、他の使い方がわからなくて、冷蔵庫の中で眠っています。」

アンチョビとケッパー、そしてハーブが特によく上げられている「悩みの食材」のようです。


また、先日ブログに上げた‘’荷車引きのスパゲッティ”はおかげさまでご好評をいただきましたが、「揚げパン粉が余ってほかに使えるレシピがないの?」という問い合わせもいただきました。

というわけで、今日は前にご紹介したレシピに出てくる食材を使いつつ、魚系パスタの王道レシピで作ってみたいと思います。水銀の多いツナの代わりに、オメガ3豊富で、人気の鯖缶を美味しく使えないかと考え、思いついたレシピです。

シンプルな料理ほど、食材の選定は重要になります。
パスタ、ニンニク、アンチョビ、ケッパーの質に出来が左右されます。
アル・デンテにならないパスタ、しょっぱいだけのアンチョビに、酸っぱいだけのケッパーは禁物。

また、生ハーブも大きな役割を果たしています。
タイムとマジョラムの一部とローズマリーは、ソースのベースとなるEVO(エクストラバージン・オリーブオイル)に香りをつけるために、枝や茎ごとに使います。タイムやマジョラム、オレガノの場合は、葉っぱを一枚一枚根気よく丁寧にとって使ってみてください。
(マジョラムとオレガノの生が手に入らない場合には、ローズマリーとタイムを死守にして、乾燥オレガノを助っ人に使ってみてください。)

少し手間はかかりますが、仕上がりの風味の良さに報われるので、頑張って下さい。

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◎2人前の分量
・スパゲッティもしくはリングイーネ 140gr
・さば水煮缶 1個
・プチトマト 7~9個 (小ぶりトマト2個でもOK)
・アンチョビ 3尾
・ニンニク 2片
・ケッパー 適量
・赤唐辛子
・生ハーブ:ローズマリーに、タイム、マジョラム、オレガノ

※ローズマリー+少なくとももう一つのハーブとの組み合わせにしてください。一つ以上はベスト。

・生バジル
・揚げパン粉
・エキストラバージンオリーブオイル(以下EVO)
・塩

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①まずは揚げパン粉を作る。
作り方はこのリンクをご参考ください

https://www.casa-brusa.com/blog/65c166568e2
※揚げパン粉をタッパーに入れて数日常温で保管できる。

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②EVOを引いたフライパンに、つぶしたニンニク、赤唐辛子、ローズマリー(小枝1本程度)、タイム、マジョラム(それぞれ2~3本程度)を入れて弱火でじっくりと油の温度を上げる。

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油が暖かくなったら、火を止めて、ニンニクやハーブが油に覆われるようにフライパンを傾けて最低そのまま5分待つ。
※葉っぱを抜いたハーブの小枝も入れたら香りを放つので、捨てずに使っておこう。

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③フライパンをコンロに戻し再び弱火で火をつけてアンチョビも投入。
質の良いアンチョビならすぐ解ける。アンチョビが解けたら、フライパンからローズマリー以外のハーブを取り出して、ケッパーも投入。
※油には香りを吸収する性質がある。温めると香りがさらに移りやすくなるが、温度があまりた悪なると香りも一緒に飛んでしまうため、温度管理に気を付けるのはポイント。

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④ニンニクとローズマリーも取り出して、さばの水気を切って投入。身をよくつぶすように。さばが油となじんだら、細かく切ったトマト(プチトマトの場合、八つぐらいに切る)とバジルの小枝も加える。
弱火で3~5分程度炒める。
※さばから背骨を取り除いておこう。
※トマトから出た汁も捨てずに入れよう!

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⑤フライパンからバジルを取り出す。パスタの茹で上がる時間約2分前に鍋からスパゲッティを取り出し、フライパンに投入する。
抜いたハーブの葉っぱも投入(細かく切ったローズマリーの針も使うように)。
少々のゆで汁を足しながら、ソースと絡ませて残りの2分をフライパンで仕上げる。

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⑥お皿に盛り付ける際、EVO、揚げパン粉、手でちぎったバジルをかけて出来上がり。

Buon appetito!

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イタリア人の夫、日本人の妻が運営するカーザ・ブルーザ。スーパーの材料で簡単でも本格的なイタリア家庭料理のレシピとその背景にある歴史や文化をお伝えします。このブログでは四季折々のレシピや、歴史や食を通してイタリアの町を紹介します。http://www.casa-brusa.com
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