ブラジル人定番ランチ：ポルキロ（por kilo）

【ブラジルに興味がある方へ】
ブラジルの食に関することをご紹介していきます。 

ブラジルにきたら、シュハスコや各地方の郷土料理は勿論味わっていただきたい！

ですが、その他にもランチでおすすめしたいのは、ポルキロ（por kilo）形式のレストラン。

ブラジルでは、ランチといえばこのポルキロが定番で、１２時すぎるとブラジル人で大賑わいです。一般的なのでどの場所でもきっとすぐに見つけることができますよ。

「por kilo」とは、ポルトガル語で「キロ当たり」という意味で、ビュッフェスタイルで好きな料理を食べたい分だけ取って、料理の内容に関わらず、その合計の重さを計量し、金額が決まる量り売りのレストランです。

自分が食べたい（取った）分だけ支払うので、とても経済的ですよね。日本にもあったらいいなぁと思います。

そして嬉しいのは、メニューが非常に豊富なこと。各店や各曜日で出す料理に特徴はあるものの、サラダ、豆料理、肉料理、揚げ物などブラジル人が一般的に食べる料理をワンプレートに盛ってたべることができます。（お店によっては、お寿司や焼きそばがあったりもします！）

大体のポルキロ形式のお店に入ってから出るまでの流れは、こんな感じです。

①入店

②お皿やカトラリーを取って好きな料理を好きな量だけ取る

③皿ごと秤に乗せる。重さを見て店員さんが伝票に金額を記入。

④空いてる席に座る。必要であればドリンクを注文。（③の時に注文の場合もあり。）

⑤食事が終わったら伝票を持って会計。

⑥会計後、お好みで出口付近にあるコーヒーを飲む。

⑦退店

⑥を読んで、ん？？？？会計後にコーヒー？どういうこと？？？？？と思った方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか？

そう、下の写真のように、会計後、コーヒーが置いてあるので、自由に飲むことができるのです。（これは追加でお金はかかりません）

さすがコーヒー大国ブラジル！！！　嬉しいですよね＾＾

ただブラジル人は、コーヒーに大量の砂糖ouアスパルテームを入れて甘くして飲むのが一般的なので、ここに置いてあるコーヒーも甘いことが多いです。　(com açúcar 砂糖入り　sem açúcar 砂糖なし )

またちょっとしたお菓子も横に置いてあることが多いです。

ぜひ、このブラジル人定番のランチ「ポルキロ」で地元の人たちと一緒に料理を味わっていただきたいです♪

いしづあきこ
料理研究家/管理栄養士/フードコーディネーター/ブラジル料理探検家