21世紀に持ち越した謎の漫画本を探して
これまで、自分が個人的に子供の頃からうろ覚えで気になっていた「謎」をNOTEに記して、奇しくもの後にそれが何か判明した、という嬉しい出来事がありました。
そして、また性懲りも無くまた書いてしまいます。
今度の謎は「本」です。
ワタクシ、小学生の時図書室に入り浸るような子供でした。
まぁ、単なる隠キャということもあります。
かといって図書室に籠って本を読みまくっている・・・というわけではなく、図書室のあの匂いが好きなだけだったのです。
それは今も変わりません、古本屋の匂いが好き。
横道にそれましたが、籠っているだけで、一生懸命本を読むタイプ、ではありませんでした。
記憶に残っているのは数冊のみ。
一つは、江戸川乱歩の怪人二十面相のシリーズ。
これは、読んで面白かった、というわけではなく、とにかく表紙並びに挿絵が小学生にとっては怖かった。
トラウマものです。
実際、読んでみると結構明朗快活なお話で、逆にストーリーやトリックとかが意外と子供騙しだなぁ、と失礼ながら思ったり,
まあ、あれは江戸川乱歩が子供向けに書いたのに、表紙と挿絵が怖すぎたからいけないと思うのですが。
今は多分絵が変わってますよね。
そして、もう一つ。
こちらが、謎のメインです。
この本を今更ながら探しているのですが、全くわからないのです。
漫画っぽい絵柄で、確かフルカラー。
絵柄も手塚漫画のような柔らかい絵だったような。
ただ、「まんが」ではないのです。
今ではあるのかもしれませんが、当時は小中の図書室に漫画というのは全くありませんでした。
置くことが禁じられていたのかなあ、昔は。
ですので、その本は一見フルカラーの漫画の様に見えるのですが、セリフが「吹き出し」ではなく全てト書きで書かれていました。
所謂絵物語ですね。
内容も、社会科と理科の教育的な内容を含んでいました。
本は2冊覚えており、一冊は地球が宇宙からの謎の侵略者に突然支配され、武器を全て奪われた世界の物語。
土木機械は所持を許されており、そのため、地中を進むジェットモグラのような機械で、地下を進み穴を開け、マグマを敵の基地に流し込むという作戦が立案される。
そして、その決死の作戦の選ばれた戦士が・・・
少年少女と男の先生の計3人!
なんでー(笑)
そして、地下を進んでいきますが、その間地層とか、マグマとかマントル対流とか地球内部について先生が2人に説明するシーンがありました。
つまりこれ学習漫画なんですよね。
とはいえ、最終目標はマグマを敵基地に噴き出させるための特攻作戦。
見事に成功し、穴を通じて噴き出したマグマで敵基地を破壊しますが、自機もバラバラになってしまいます。
つまり主人公たちは子供たちも含め、戦死・・・結構ハードです。
そして、地球は平和になりました、めでたしめでたしというラストでした。
子供ながらに主人公たちが亡くなってしまうというオチに衝撃を受けた記憶があります。
もう一冊は確か宇宙船で人類が他の星に移住するという話でした。
そちらは宇宙に関するいろいろな勉強ができるようになっておりました。
あれから随分と月日が経ってしまいましたが、今あの本等を探そうとしても、とにかく情報がない。
内容とかで検索できる訳ではないですから。
出版社も作者も全くわからない。
流石に学習的な漫画、というだけでは検索のしようがない。
以前までの「謎」に比べ、格段に難易度高いです。
一時期、国会図書館で検索してみましたが1時間くらいやってギブアップしました。
こればっかりはわからないまま終わりそうです。
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