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懐かしき子供用映画

自分らが小学生のみぎり、定期的に体育館で映画上映がありました。
体育館にみんな体育座りして見たものです。
最初になぜかニュース映画(モノクロ)が流れ、その後本編。
大抵、児童文学原作で、子供が主役の健全で教育的な映画でした。

覚えているのは

教室205号


 途中で登場人物の1人が事故で亡くなってしまうのが衝撃でした。

アフリカの鳥

 当時は分からなかったけど、八千草薫とか加藤嘉とか豪華出演陣でした。
 弟がよく加藤嘉のセリフ「おじいちゃん、がんばれ!」を真似していました(笑)

先生のつうしんぼ

 地元ではないけど近隣の八王子が舞台だったので親近感が湧きました。
駅前に「織物の街八王子」のオブジェがまだあった頃です。


あと、市民会館等でみた子供映画
(母が幼稚園教諭だったので券をもらってきた)

ママいつまでも生きててね

難病ものです。
子供だった自分は悲しいというより、こういう病気(これは骨肉腫でした)にかかったらどうしよう、と恐れ慄いていました。
まさか半世紀たってこういう病気モノの定番(?)「白血病」に罹るとは・・・
なお、この主役の子、今でも歌舞伎役者だそうです。

そういった意味では
テレビで見たのですがやはり子ども主役の映画

僕は5歳

という映画の主役の方は、今ではグラフィックデザイナーだそうです。
一頃話題になったオバマ大統領の演説本の装丁をされていたとか。

宇津井健が出てたなー、若い!
北林谷栄(トトロのおばあちゃん)も出てしました。
大阪万博がやってた頃ですね、前の。

大人になって調べると、こういう映画を作っているのは日活が多かった。
日活というと、親の世代では裕次郎映画だったんでしょうが、
自分が多感な青春時期にはエロスな映画史しか作っていなかったような。

子供らに聞いたら、映画上映は今ほとんどなくて、あってもナウシカとかジブリ映画の上映になっていたとのこと。
隔世の感です。

アニメになんて「漫画」として蔑まれていましたからね。
未来少年コナンがNHKで放送されたとき、新聞の投書欄にNHK で漫画をやるなんて!という怒りの良識者(?)の投稿があったのを今でも覚えています。

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