見出し画像

log#6

こんばんは。
今週も怒涛の週末を終えました。
土曜はスカウト活動+練習、日曜にA,B両方の試合というスケジュール。

土曜は朝7時に起きて1時間半をかけて目当ての選手を見に行きました。
実際にその選手を見るのは初めてでしたが「他のコーチから聞いていたほどではないな」という印象。
こういう事もあるから選手を観るのは本当に難しい。今回は僕と横並びに近い役職のコーチだったのでそのままを報告できて良かったが、これが上司や部下との関係になるとややこしい。
自分の中で、ある程度の忖度は働くし、逆に忖度をされてそうで気になる。


ただ、他のポジションで目を惹く選手がいた事は大きな収穫だった。
今まで、「目当ての選手とは別の選手の方が気になって獲得に至りました。」という事はほとんど信じていませんでしたが、「こういう事か!」と良い経験を積めました。
その選手に関しては確実に能力は高く、その場にいた3人全員が満場一致で賛成するほど。
そうなってくると確実に障壁の一つとなるのが他チームとの競合。
それは選手自身が決める事なので、自分のコントロール外となりますが何とかして引っ張りたい。確実に2年生でチームの柱になれる、そんな素晴らしい選手でした。
選手の事はさておき、指導者をしてから気になるのは「ベンチからどのようなコーチングをしているのか」
言葉のチョイスや口調、表情など非常に参考になるものばかりで、自分ももっと頑張らないといけないなと思いました。
土曜日はそんな感じで刺激のある一日でした。

日曜はA,Bの試合。
結果、Aは劇的勝利。Bは引き分け。
Bは特に課題の残る試合でした。普段とはかなりのメンバーを変えての試合でしたが、巡ってきた先発のチャンスをもれなく全員掴めませんでした。
湿気があってジメジメした気候で途中からは雨が降るような試合で、難しい外的要因があったのは間違いないです。
ただ、味方に対してボールを要求する事や、ミスがあった後に会話をして自分の意見を伝える事はできるはず。
元々競争心が薄い選手が多く、勝ち負けの意識も低い。
それが疲れてきた時の落ち幅がすごいのは分かっていましたが、今日は最低ラインを相当下回っていました。

結果として雷を落とすことになるのですが、感じたことは
「この子たちは何が楽しくてサッカーをしているのだろうか」
という事。
個人的には「一生懸命やって勝つから楽しい」が楽しいだと思っていましたが、この子たちは「友達とボールを蹴るのが楽しい」の意識が高そう。
あとは、他人に要求すると自分もその分やらないといけないので、それを気にして言えない選手が多い。

スクールなんか、ここは。友達との球蹴りなら公園でやってくれ。

正直、そう思ってしまいました。
ただそれは指導者である自分のせいなので、今週からはゲームや競争ゲームに全て勝ち負けを記録しようと思っています。
子どもたちに教えてもらう事は本当に多い。今週もたくさん学ばせてもらいました。あとはそれを自分がどのように具現化するのか。
それに尽きると思います。

もっともっと頑張らないと。
精進します。それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?