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盛る男、参上

 話は“盛る”とおもしろい。しかし、相手があって欺くために“盛る”とそれは単なる嘘になる。
 信用をなくすだけだ。


 「電話、お願いします」と振られて取った。
 すると、いきなり「タイヤをインチアップしているがそれはひと目見ればわかることだろうが!」

 なんだ?なんだ?いきなり、なんだ?

 「確認に1時間もかけて結局、車検に通らないとは!検査は出来ないと断ってきた販売店に腹が立つ!こちらは会社を早引きしてまで車を持ち込んだのに!時間を返してほしい。だいたい、いろいろ調べて今取り付けているタイヤで車検はパスすると、タイヤ屋にも友人にも確認して来たのに、この販売店は何もわかっていないくせに!見て確認しておいて検査に通らないとは。もうこのままの状態でユーザー車検に行く!会社を早引きして来たのに2時間もかけて!」だそうだ。

 あれ?いきなり話を盛ったぞ?時間、最初と最後でかかった時間が変わっている(笑)
  電話を取っていきなりこんな苦情もある。

 事業者側で対応・説明したのは工場長と検査員。

 検査に通るかどうかの判断は車を見た検査員が判断する。

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そういう話を聞いて説明する仕事です。時々脱線することもありますがあくまでも第三者。巻き込まれないよう、予防の一助となれば。 ※本稿は、実例…

マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。