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付き合いの長さと苦情の関係性

 車検を実施した後、ボルトが1本破損し、そのことで外れた部品(折れたボルトと外れた部品の詳細は控える)がショック及びタイヤに干渉し摩擦熱でタイヤから煙が上がった。

 走行中に、ユーザーが煙に気づいてすぐに路側帯に車を止めたから火災にも事故にも至らなかったが積んでいた荷物はその場所から運べなくなり、同業者の車に積み替えて運んだ。

 煙が出た車は近くの販売店が修理。
 修理代金は弊社の加入している保険で大半がまかなえた。
 免責は大きいが自社の落ち度(認めている)であり仕方がない。

 ところがユーザーがその修理代金以外に同業者に運んでもらった運送費用と修理期間中の休業補償を弊社に要求してきた。

 このユーザーとは数十年の付き合いがあり気心も知れている。
 もちろんクレーマーなどではない。
 点検・車検は必ず弊社が行なってきた。
 費用が高額になっても支払いは必ず納車時現金一括払いで値引きを要求されたこともない。
 よって今までこのユーザーとのトラブルは皆無であった。
 それが今回の要求である。

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毎月請求書を送っていたら時効はないと思っている方の多いこと。売掛がトラブルの元なら種は払拭しないと。 ※本稿は、実例を基に構成していますが…

マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。