弊社、じゃんけんで発言の順番を決める会社です。

こんにちは、更新が滞っているなつみです。

毎月頭に本社会議がありいつも日帰り出張をしていますが、今回は違ったのと弊社っておかしいのかな？と思ったのでNOTEにしてみました。

本社会議が終わり、解散直前だったものの社長から「このあとご飯行こうよ」というお誘いをいただきました。

もちろん、次の日は遅番出勤なので『すっごい断りたい。。。でも。。！！』という葛藤がありましたが、元気よく

ホテル代だしていただければ行きたいです！！（セコいｗ）

ということで社長のポケットマネーで無事にホテル代を出していただき参加しました。ちなみに他の社員は唖然としていました。

そして、意気揚々といろんな人を誘い他エリアマネージャー２人とMD長とＭＤメンバーが一人とバイヤー長と社長という豪華なメンバーとなり飲み会が始まりました。

エリアマネージャーってなんだろう

最初はお腹もすいていたのでご飯に徹していましたが、お酒もそこそこ進みいい感じに酔っ払っていたところ、誰からかこんな発言がありました。

エリアマネージャーはいまのままでいいのか！？

現在、当社で問題になっているがそこそこデリケートな問題でもあってエリアマネージャーの誰もが目を背けている問題でした。

次期店舗総統括と期待されているAさん（仮名です）がぽつぽつと現状を変えたいという話をし始めました。

しかし、オブラートにまとまりのない話をしていたため、お酒で酔っ払って気が短くなっている私はイライラとしてしまい話をさえぎって

結局、どうしたいんですか？
私たち(現エリアマネージャー)が上の役職にあがらないと下にいる社員の子達のキャリアはないんですよ。

上がってイスを空けるのか、エリアマネージャー以外のキャリアのイスを作ってあげるかのどっちかです。

下にいる現場の社員の子達がかわいそうです。
腹くくって自分たちが上に上がる努力をするか、別のイスを作る努力をしましょう。

チャンスを与えるのが上司なのに私たちは今、チャンスを奪っています。

酔っ払いの力って偉大！！！

少しだけ静かになったものの、それをきっかけにいろんな人が意見を言い始めました。

身バレがあるので、詳細は書けないものの腹を割って話ができた気がします。そして、ヒートアップし発言をしたい人は挙手制になっていました。もちろん、役職関係なく社長も挙手制で発言権をもらえます。

じゃんけん大会開始！

いろんな話題にコロコロと変わりながら、前向きで腹をわった酔っ払いたちがあーでもないこーでもないという話をしていました。

そこで、気になった話題があったので発言権をもらおうと挙手をした人が同時に２人。

カシオレ４杯でベロベロのなつみ
　　　　　　　VS
 焼酎ロックでいい感じな社長

普通であれば社長に譲るべきですが、酔っ払いな私は役職なんて関係なく本能の赴くままに発言したい欲を爆発させていました。社長もいい感じに酔っ払っており負けず嫌いの社長は譲らない・・・

見かねたMD長がじゃんけんで勝者に最初の発言権を譲るというルールを提案

負けず嫌いの２人は闘争心むき出しで腕をぐりっとして手の中をみるやつ(なんであれをやるんでしょう？)をやり一呼吸置いてからの

最初はグー　じゃんけん　ポイ！！！！

勝者　なつみ！！！！！！！！！！！

社長はシュンと座席に座り、おとなしく話を聞いていただきました。
それ以降も挙手制は変わらずにかぶったらじゃんけんを繰り返していました。

無礼講ってなんだろう

ぶれいこう【無礼講】
身分・地位の上下を抜きにして楽しむ酒宴。　出典：Wikipedia

無礼講だよっていって無礼講ではない飲み会をよく見聞きしますが、目上の人を敬うという箇所ははずしていけないですし、グラスや灰皿の確認は礼儀だです。お支払いはもちろん社長であれば感謝の言葉は大切です。

では、なにが無礼講なんだろうと考えた結果、

平社員でも新人社員でも会社を良くしようと思った前向きな意見を自信と責任もって発言してもいい場所が無礼講

それがもし、的外れな意見だったとしても会社をどうにかしたいという熱量は伝わりますし、考え方を訂正してもらえる素敵な機会です。

上司の場合は部下の発言を許容できる度量と雰囲気を作れる技量が必要です。(私はできませんが)

私の発言をさえぎろうとした社長に対して『ちょっと黙っててください』と言ったことを笑って流した社長って寛大です。(今思い出すと震える)

役職で仕事ができるわけではない

社内では役職を誇示しようとする人もいますが、社長が役職呼び(○○部長のような)が好きではないため社内で社長をお呼びするときは○○さん呼びになっています。

役職で仕事が決まるわけでもないし、できるわけでもない

できる能力がある人がやればいい、部署や役職を超えて熱量がある人が責任もってやればいい
という考えが社内であるため役職名を言わない人が多く、社員名簿で確認してかなり上の役職の人だったことは多々あります。

実際、サブで頑張っている社員は社長を社長と知らずに話をしていたことがあります笑

役職ってなんだろう

持論ですが、役職で人が成長するきっかけにはなりますが、権威を誇示するために使うのは自分自身に自信がないと周囲にアピールしているようにしか見えません。

ビジネスで有利にことを運ばせるために使うのにも便利ですし、交渉材料にもなります。しかし、プライベートで話をしているときに役職を持ち出してくる人は少しだけ仲良くなれないです。

実は、私の名刺の役職は一個前の役職のままです。笑

無礼講を許容できる上司にになりたいですし、無礼講をさせていただいてる環境を作れる社長を尊敬しています。

大手になるとなかなか役員クラスの方とお話しする機会はなく人の温度を感じることができません。それでもいいとは思いますが、私は働くなら社長の人となりを尊敬しながら働きたいです。

もうすぐ忘年会が始まる季節ですが、今年は無礼講でじゃんけん大会をしてみませんか？