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モチベーションコントロール

あなたは自分の”やる気スイッチ”を自由にON/OFFできたら良いなと思いませんか?
青砥 瑞人の『BRAIN DRIVEN』からモチベーションはなんたるか?モチベーションの高めるには?モチベーション高く物事に取り組むには?といったことをまとめます。
本書ではモチベーションの他にストレスとクリエイティビティについても解説しているので興味のある方は読んでみて下さい。
コチラです。

モチベーションとは

本書では3つの言葉で説明されています。

  1. モチベータ
    行動を誘引する視点となる間接的な原因と説明されています。
    「お使い頼まれてくれたらお小遣いがもらえる」などがそれにあたります。
    要は目の前にぶら下げられたエサですね。

  2. モチベーション・メディエータ
    行動を誘引する直接駅な脳内の状態と説明されています。
    これは上記のエサに対してお得だと判断した状態です。

  3. モチベーション
    行動を誘引する直接的な脳の状態を認識した状態と説明されています。
    これはお使いに行くのが得なので”やる”と決意した状態です。

つまりモチベーションがある状態(=やる気スイッチON)になる前に、脳が勝手に損得勘定をしているという事が分かります。その結果として、行動に繋がるわけです。
因みに脳が得だと判断するとドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。
このドーパミンというのが優秀で、集中力をアップさせたり気持ちをポジティブにしたりします。

神経科学的欲求5段階説

因みに私や皆さんが仕事や勉強に取り組んでて集中力が続かない原因は、ドーパミンの分泌量が少ないからです。
それを説明するのが神経科学的欲求5段階です。マズローのやつとは似て非なるものです。
要するに空腹を満たすなどの原始的な欲求を満たすためのモチベーションはドーパミンを分泌させやすいが、仕事に取り組むなどの高度な欲求を満たすためのモチベーションは分泌させにくいのです。

モチベーションの転用

とはいえ、気の向かない仕事や勉強であっても集中して効率的に進めたいですよね。
そういう時のテクニックにモチベーションの転用があります。
なぜならドーパミンには上で書いた様な効用があるだけで、どのモチベーションに対して働くかは決まって無いのです。
そしてドーパミンは脳が損得勘定をした時点で分泌されます。
つまり、原資的なモチベータを利用して分泌させたドーパミンを仕事を効率的にこなすために使う事が出来るのです。
私はコーヒーが好きなので、仕事中はそばに置いています。そしてタスクが終わるまで飲みません。そのため、いつも冷めたコーヒーの飲むことになります…

おわりに

いかがでしたでしょうか。
やりたくないけどやらねばならぬタスクに取り組む際にぜひお試しください。

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