6月になったので通勤してみた。

あなたのお住まいはどこですか?私は日本で感染が最も拡大している東京です。そして勤務地は港区。さらに通勤の際には世界一の乗降客数を誇る新宿を通ります。
そんなこともあって4月~5月は在宅勤務でした。ただ、6月に入って東京アラートも解除されたので、必要に応じて出社OKということになりました。
っというわけで6月中旬の通勤状況をシェアしたいと思います。

電車に乗ったのは何時台?

その日は9時出社の18時退社だったので、一般的に最も電車が混む時間帯です。標準が10時出社の19時退社の会社なのでちょっと例外。

結論

いきなり結論ですが、パンデミック前と比べると通勤している人は少なかったです。
ただ、ガラガラということはなく、座席はすべて埋まっていてつり革もすべて埋まっていました。乗車率は100%~150%程度ですね。山手線の通勤ラッシュ時が200%超えなのでそれと比べたらだいぶ空いてますが、2か月ぶりの出勤の私にはかなりストレスフルな状況でした。

今後はどうなる?

そして出社して再認識しました。実際に顔を合わせることによるメリットはある。しかし毎日出社する必要はない。
人間は社会的な動物なので他者との関係を築きたいという願望があり、人類の歴史において新しすぎるweb会議ではそれが十分に行えません。そのため適度な頻度で実際に顔を合わせたコミュニケーションがあった方が人間関係は円滑になります。
ただ、一方で通勤時間によって削られた時間と体力は個人の生産性に対してマイナスに働きます。また、打ち合わせのための移動は全く生産的な時間ではありません。
さらに経営者としてはオフィスを構える費用は抑えたいもの。でも会社は成長させたいし都落ちはしたくないと考えるもの。
そういうことを総合的に考えると、オフィスの規模は半分程度に縮小して出社率も半分程度に抑えるという考えに帰結します。(半分といわず1/3でも可)
それが今後の会社運営になるのかなと。

賃貸借契約だとか社則だとか

ただ、会社や社会はそんな一気には変われません。
例えばオフィス規模の縮小。10年とかで賃貸借契約を結んでいると10年近く縮小が出来ないことになります。強硬する場合はペナルティを払う必要がありますし、再度拡大しようとした際に渋られるリスクがありますし。
そして社則とか人事評価制度とか。会社から支給されている交通費補助って続くと思いますか?あれって通勤しなければ丸儲けですよね?しかも非課税!それがもし在宅勤務手当(光熱費とか)になったら?しかもその場合は課税!
さらに人事評価も。アウトプットしか評価するものがないので、会社への忠誠心の高さでなんとなく評価されるということが難しくなります。経営者からしたら仕事単位で発注できるフリーランスの方が魅力的になる場合があります。
うーん、色々と考えなければいけないことがありますね。

そっちの結論は先送り

さて、今回は通勤してみた感想でしたが、そこから派生して働き方や会社の取るべき方向性についても考えるべきことが見えてきちゃいました。
この辺りはこれからトライ&エラーを繰り返しながら最適解を探していくことになると思います。
また何か気づいたらnoteに書きたいと思います。

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