避けては通れぬ1on1 ①
皆さんの会社で1on1って実施されてますか?
私は2022年1月から上司の立場で1on1を実施するようになりました。そんな1on1ルーキーの私が3か月間行ってきた感想をまとめたいと思います。
先ずもって目的が分からない
当初、上長から言われたことは以下でした。
「仕事の話はしなくても良いから、メンバーと会話をしてください。」
そりゃまぁ1on1ですし会話します。いまは在宅勤務が主なので、時間を作らなければ会話が生まれないのも事実。
しかしですね。
目的のない会議ってムダですよね。世間的にもそういう会議はムダな時間とされてなくす方向に進んでいますよね。
メンバーと会話することが目的の1on1はそれにあたらないのでしょうか。
ということで、目的が分からぬまま1on1を実施することになりました。
やるからにはキッチリ
そんなモヤモヤした状況ではありましたが、毎週3人のメンバーから30分ずつもらって1on1をすることになりました。
3人のメンバーはこれまで上長と会話することが目的の1on1をしてきた方々です。書籍に登場するような相談をメンバーからしてくれることは期待できません。ムダな会議として捉えているメンバーも居るかもしれません。
一方で会社からは組織としての成長が期待されています。
そのため、成長し続ける組織作りを目標に1on1を設計することにしました。
ここでいう成長とは既存ビジネスの競争力強化と新規ビジネスの開拓です。
書籍『両利きの経営』なんかで言われているやつです。
1on1の目的が決まった
ようやく1on1の目的が決まりました。
組織の成長のために私が出来ることは、既存メンバーの離職防止と成長の二つです。前者に関しては言わずもがですね。
結局、目的はメンバーの成長に寄与することという極めて一般的なものに落ち着きました。
とはいえ、思考の整理や私自身の納得感も大切にしたいので、意味のある遠回りだったと思いたい。
②に続きます。
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