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そもそもキャリア自律って何?定義と事例は?('◇')

100年以上も遅れた日本のキャリア自律って?

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「キャリア」と聞くと何を想像しますか?

「キャリア」とは、一般に生涯にわたる生き方、働き方の発達プロセスと言われています。

昨今、だいぶ馴染みは出てきましたが、キャリア(キャリア理論)は、まだ日本人には聞きなれない言葉かもしれません。日本の人事職の方でさえ、知らない方もいます。

一方で、欧米では1900年初頭から既にキャリア発達やキャリア成長の研究、実践がなされてきて、数々のキャリア理論の第一人者がいます。そして、働く現場にも専門家がいて、キャリア成長しようとする文化が根付いています

「では、日本は??」😢というと、約100年後の2001年に当時のリクルート社が、米国発祥のキャリアトレーニングを開始(GCDF-Japanキャリアカウンセラープログラム)したことが、大きな一歩と言われています。

日本では当時(今もそうですが)、個人のキャリアは、「会社が預かっているもの!」という考え方が、当たり前の時代でした。初めて「ラポール形成」(関係構築)、「キャリア自律」などのキャリア専門用語が入ってきて、衝撃的だったと当時を知る専門家は言われています。

そして、更にそこから16年後、働き方改革の号令のもとに、ようやく民間のキャリアコンサルタント資格が統一されて、「国家資格」となりました。つい最近の2016年の事です。日本は、欧米に比べて、文化的な背景もありますが、個々のキャリアの諸理論の導入、自律的キャリアへの転換は100年以上も、欧米諸国から遅れているともいえるでしょう。

日本の失われた30年は、このキャリア理論、浸透が100年も遅れたからだと考える専門家もいます。

キャリア自律って何?

昔ながらの具体的な事例では、会社に入れば、あとは会社(組織)任せ。「個人のキャリア形成は大事だ!」という会社でさえも、最終的には、ほとんど会社主導で物事が決まっていく。そんな状況は、令和に入った今も続いています。(なお、組織とは、指示命令に従う雇用契約をしているので、原則文句は言えません。)

令和の時代は、キャリア自律の時代です。キャリア自律とは、自分のキャリアを自分で考え、自分で切り拓くことです。組織に所属することは引き続き大事ですが、常にキャリアを自らコントロールするスキル、意欲がないとこの先、生き残っていけないでしょう。「逃げ切り可能!」だという定年手前の方も、人生100年時代を生き抜けません。

潮目がついに変わり始めた

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AI、テクノロジーの発達で、大企業、中小企業の多くの人員は不要となります。新興国の台頭、グローバル競争で待ったなしの課題です。

向こう30年を考えると、止めらえない潮流は二つあります。

一つは超グローバル化。もう一つは、仕事のパラレル化、マルチ化(複業)です。自身のキャリアを国内に閉じ込めないこと(移動しなくとも、テクノロジーで簡単に海外とつながります)、自身のキャリアを一つの組織に閉じこめないこと(パラレルキャリア的発想)が重要です。視座を広く持つことが大事です。

そんな、二つの軸を中心に新しいキャリア形成を応援する情報を発信してまいります。キャリア形成のヒントになれば幸いです。

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◆こんなお悩みありませんか?('_')
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