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キャリアコンサルタントを取得して失敗した!という方の理由5選

今や7万人を超える登録者を誇る一大資格、国家資格キャリアコンサルタント。取得者が多い一方で、「取得して失敗した!」と感じられる有資格者もいらっしゃるのは現状です。

感覚としては、取得してよかったという方の声の方が多いと思われますが、一部失敗した!と感じる方の理由を5選挙げていきましょう。

キャリアコンサルタントを取得して失敗した!という方の理由5選

1.もっと収入があると思っていた
2.もっと社内で活躍の場があると思っていた
3.有料の更新学習があるのは知らなかった
4.取得後も学びの場が多くて、実践の場がない
5.仕事に就いたが、自分にあっていないかもと思った

順番に見ていきましょう!

キャリアコンサルタントを取得して失敗した!という方の特徴5選


1.もっと収入があると思っていた

もっと収入があると思っていた

もっと、収入が欲しい!という理由だけで、取得した方が、思ったほどの収入を得られず、残念に思われることはあるようです。

キャリアコンサルタントの平均収入は、公表されていますが、民間の平均年収以下であり、特に企業勤務の方を統計から除けば、かなり低い水準になります。もちろん、多様な仕事を組み合わせれば相応の収入にはなるのですが、収入が劇的にアップする資格とはいいがたいでしょう。

収入を目的に取得される方は、多少残念な思いをされるようです。逆に、収入目的でなく、人のために役に立ちたい!という方には最適の資格でしょう。

2.もっと社内で活躍の場があると思っていた

社内で活躍の場が

次のギャップは、社内での活躍の場です。これは、会社側がどの程度、キャリア施策に前向きかで温度差はありますが、

「キャリアコンサルタント取ったんだね!じゃあ、ぜひ、人事部に異動して、専属で相談業務を担ってくれないか・・」

そんな提案があるかと実は期待していたという方も、ケースとしては、あまりないことがわかってきます。

そもそも、人事部門の中で、キャリア相談だけ専門に仕事をする方は、ほぼいなく、合間合間でボランティア業務で数名アサインされているというケースが多いのではないでしょうか(1万人規模の会社であっても)。

それも、すでに役割をアサインされている社内キャリアコンサルタントで枠が埋まっているため、新規取得者に役が回ってくるのが難しいという現状がありそうです。

しかしながら、社内だけに目を置かず、副業など広く見渡せば、活躍の機会もあります。

3.有料の更新学習があるのは知らなかった

有料の更新学習

キャリアコンサルタントには、有料の更新学習があり、5年で38時間の研修を受講する必要があります。1時間当たりの参加単価が3千円~5千円とすると、大体、5年で12万円~15万円の費用を出費することになります。これは、社費や団体費で出してくれることもありますが、そうでない方は、自腹になります。

しかし、もちろん、資格を得て、多くの仕事が得られる方は、この費用を取り戻すことは可能です。

4.取得後も学びの場が多くて、実践の場がない

学びの場が多くて、実践の場がない

取得して、いざ、キャリア相談をしたい!と思っても、まだまだ、学びのセミナーや、マインドセットの研修などが多いのが実態です。

実践の場に関する研修や講座はまだまだ少なく、どうすれば、仕事を見つけられるのかが、わからずモヤモヤしている方もいるようです。

5.仕事に就いたが、自分にあっていないかもと思った

自分にあっていないかも

公共での就労支援の仕事に就いたAさんですが、ロープレの練習と違って、実際のリアルなケースは、本当に難しく、時に辛いと感じています。

「考えても見ると、意外と対面の仕事がストレスになるのかもしれない」
と感じ始めており、もともとのITの仕事に戻ろうか悩んでいるようです。

対面業務をやりがいとして、感じられるか、どうかはそもそもの適性にも、関わってきますので、よく適性を考えてからの取得をお勧めします。

一方、対面相談業務ではなく、執筆や、配信でキャリアガイダンスを展開することで、お役に立つという働き方もあり、そのような分野を目指すもありでしょう。

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