私とサッカーゲーム1 「サッカー」
私とサッカーゲーム
初めて触れたサッカーゲームは、表題通りの「サッカー」というゲームだった。
ファミリーコンピュータの初期のカセットゲームである「サッカー」。ファミコンを初めて購入したときに一緒に買ったソフトだった。
当時は野球派で、サッカーの詳しいルールは知らず、足で蹴って、手は使ってはいけない。そして、ゴールにボールを入れれば良いぐらいの知識しかなかった。
だから「サッカー」の1チームがフィールドプレーヤー5人、ゴールキーパー1人の選手だったにも関わらず、おかしいとは全く思わなかった。
だけど、ゲームは楽しかった。兄弟で対人戦をしていると熱中した。今でもこのゲームの音楽を思い出せるぐらいにはまったのを記憶している。
しかしながら、このゲームはいつも間にか、見かけなくなった。
その後に発売されたドラゴンクエストや、他のゲームをしているうちにどこかへ行ってしまった。
兄弟が友達に貸してなくなってしまったのか。それとも、売ってしまったのか。真偽は分からない。
ただ、初めてのサッカーゲームという記憶だけが自分の中で鮮明に残っている。
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