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9月はみんなでお勉強(( ´∀` ))

毎年9月は小児がん啓発月間です。

小児がんは、子どもの死亡理由のダントツに1位とのこと・・・

未来しかない子どもたちの命を簡単にもてあそぶ小児がん

まだまだ治療も薬も十分に行き届いてはおらず、万全の状態とはまだまだ言えません。

それ以前に「小児がん」もまだ名前も知られていないものが数多くあり、病名をきいても????がつくことも多いです。

代表的なものでいえば「白血病」は比較的知っている方も多いと思います。

我が子が「神経芽腫」と言われたときは、「お腹の中に腫瘍」と言われたので手術すればいいとしか思っていませんでした。
まさか小児がんとも思いもせず、今思えば「腫瘍」ってがんも含まれてくるし、怖い病気だったなって今になって感じました。

ガンの治療=抗がん剤というのは多くの人が知っていると思います。
確かにその通りでした。

しかし、薬はそれだけではありません。
あらゆる副作用に対しての薬、点滴の量も普通の入院で使う量の数倍など
あらゆる薬が小さい体に繋がれていました。

治療は抗がん剤というのは間違いではありません。
しかし、治療の細かい点に関してはまだまだ知られてはいません。

抗がん剤が終了してもすぐには元どおりともいきません。
行動の制限、食事の制限、口径摂取の計測、排尿便の計測など日常生活の中での指示も多岐にわたっていました。

テレビでもがんになったら抗がん剤治療や副作用で吐き気があったりするというのも知る機会はあります。
それ以上に知ってほしいのは「がん治療の細部」「それ以外の細部」です。

がん治療の細部


抗がん剤は点滴投与・CVカテ投与します。
そこは医師・看護師などスタッフにお任せします
▼付き添いのしごとは
①ジョイントが外れないか観察
②自分でカテを抜かないか観察
③副作用の後処理(吐き戻しの)
④全身状態の観察

投与中だけでもまだまだ④以上にあります。
治療は薬の投与は当たり前に言われますが、その他の細かい部分も含めて「治療」と呼ばれています。

むしろ抗がん剤投与を無事に終えるまでの「その他」が一番気を使う部分であると思っています。

それ以外の部分

それ以外のと言われたらなに?と思うかもしれないですが、日常生活は常にありますし、ましてや3歳・4歳の子になにもなく穏やかに・・・

とも簡単に日々過ごせるとも限りません。
機嫌が悪かったり、違う環境の中での生活、副作用で見た目の変化、接し方
治療以外でもやらなければならないことは多いです。

なにもない日常生活でも思う通りに行かない中で、プラス治療が入る訳でプランがあってないような状態です。

見えるところもそうですが、見えにくい・見えない部分も是非とも知っていただきたのが本音です。
治療というのは、正直辛いことしかありません。
テレビで見るよりはるかに上回る辛さがあります。

治療が無事に終わることはとても嬉しいことです。
それと併せて辛かったこと(裏の部分)も忘れないで欲しいし、まだまだ知らない方も知っていただきたいです。

表うら含めて「治療」となります。

是非ともご理解をいただければと思います。

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