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雪の呼び名 お正月みたいな呼び名の「もち雪」どんな雪なの!?

雪の呼び名にはいろいろなものがあります。
数えると100種類以上とも言われています。
中には、聞いてもどんな雪を指しているのかわからないような雪もあります。

粉雪、豪雪、大雪、新雪、初雪、残雪など、一般的によく使われる雪の呼び名はわかりますが、中にはどんな雪かを説明できないようなものもあります。

そんな雪の呼び名の中で、お正月につきもののの「餅」がついた「餅雪」というのがあります。
「餅雪」とはいったいどんな雪を指すのでしょうか・


広辞苑で調べてみると、餅に似た白くふんわりした雪のことと載っています。
日本雪氷学会では、この「餅雪」のことを「ぼたん雪」ともいいます。

「ぼたん雪」を調べてみると、
雪の結晶がいくつか集まって「ぼたんの花」のような大きな塊(雪片:せっぺん)となって降る雪。気温が高い時に降りやすいと載っています。

「餅雪」と少し、説明の内容が違いますが、日本雪氷学会では、「餅雪」=「ぼたん雪」としています。

「ぼたん雪」はよく聞く雪なので、どんな雪かわかりますね。
この雪は、北海道など北日本ではなく、比較的気温の高い本州でよく降る雪の形です。

湿気を含んでいるので樹木や電線につき重みがあるので、電線が切れて停電になったり、木が倒れたりと注意を要します。

ただ、子どもたちにとっては、この雪は水分が比較的多いためくっつきやすく、降り積もった時「雪玉」や「雪だるま」などを作るのに適しているそうですよ。



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