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映画「プリティー・ウーマン」で有名になった「シャンパンにイチゴ」の組み合わせ 人気は映画由来ではなかった

1990年に大ヒットしたジュリア・ロバーツの出世作となった映画「プリティー・ウーマン」

この映画で、シャンパンに関することが有名になりました。
それはリチャード・ギアが、シャンパンを飲むジュリア・ロバーツに「イチゴも一緒に試してみないか?シャンパンが引き立つから」というシーンがあって、「シャンパンにイチゴ」という組み合わせが知られたのです。

ところが「シャンパンにイチゴ」の組み合わせは、映画「プリティ・ウーマン」が元祖ではないそうです。

ワインと相性の良い食べ物を組み合わせることを、"結婚"と言う意味の「マリアージュ」といいます。
英語では、「marriage(マリッジ)」になります。

「シャンパンにイチゴ」のマリアージュのルーツは、19世紀のイギリスだと言われています。

イギリスでは、イチゴが収穫されるのは7月頃です。
そしてその時期に、イギリスでは19世紀から現在まで続いているビッグイベント「ウィンブルドン」が行われています。

このウィンブルドン大会では、イチゴに生クリームをかけたストロベリー&クリームが名物とのこと。
シャンパングラスを傾けながら、旬のイチゴをつまんで、テニスを観戦するという1つの楽しみから、あの映画「プリティー・ウーマン」で有名になったマリアージュ「シャンパンにイチゴ」が生まれたのです。


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