喧嘩勃発!あれの多用にご注意!
G’day♪ みなさま、良い週末を過ごされてますか。今日はちょっと昔に起こった英語にまつわる思い出話からの教訓を皆様にシェアいたします。
ある日の昼下がり、いつものようにオフィスで仕事をしていたら、欧米人と日本人の同僚が業務の進め方について私の席の近くで話し合っていました。なので、2人の英語での会話が丸聞こえだったのですが、何やら2人の会話の雲行きが非常に怪しくなり、ついには欧米人の同僚が、Are you my boss?と声を荒げて相手にキレてしまう始末に!近くにいた私もその場の空気が凍りつくのに何も出来ず、ただただすごくハラハラした記憶があります。
そこで、喧嘩が勃発したとき二人の会話を思い出してみて、日本人同僚が多用していた言葉が気になったんです。
・相づち感覚で使用していた I know! I know!
・何かを提案する感覚で使用していた You should 〜.
I know!は通常は相手が感想などの意見などを述べた後に言うと「そうなのよ、わかるわかる!」という同調を示すときに使いますが、これがビジネスシーンで相手が事実などを述べているときに使うと、特にknowのトーンを強く言った場合には相手には「そんなの、知ってるわ」というニュアンスになってしまうのです。日本人同僚もI know!を気づかぬうちに連発していて、そのようなニュアンスに相手には聞こえてしまったようです。
その上、業務の進め方で提案したつもりで言ったYou should do this.などYou shouldから始まるセンテンスを多用していたので、それも相手の気分を害してしまう要因となりました。考えてみてください。日本語でも「あなた、〜すべきでしょ」って同僚から言われたら、なんだか責められているような気持ちになりませんか。You mustやYou had betterもYou shouldよりもさらに強い強制を意味するので、相手に何か提案するときは避けるようにしましょう。
英語はストレートに言えば良い言語だと思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は違うんです。私が今までビジネスシーンで聞いた英語は社会的地位の高い人や教養レベルが高い人ほど婉曲な表現を使っていました。まさに親しき中にも礼儀ありといったところでしょうか。
ではYou shouldではなくて、どんな表現を使えば相手に不快な思いをさせずに提案できたかというと、私ならば下記のようにやんわりと言ってます(海外営業時代にアメリカ人と交渉するときに使ってました♪):
① Perhaps, you might want to try this.
これ、試してみたらどうでしょう。
② 会話ではYouを主語にしないで、みんなのやり方であることや会社のポリシーであることなど、全体に視点を置いて話す。
Our staff members usually follow this procedure. Would you be interested in trying this?
会社のみなさんは大抵このやり方に従ってますが、やってみますか?
It‘s the company’s rule to reserve a meeting room beforehand. Would you be able to book one?
事前にミーティングルームを予約することが会社の規則になってますので、予約して頂けますか。
それではI know以外の相槌で同調を示したいときは、下記のバリエーションを覚えておきましょう:
My thoughts exactly!
私も全く同じ考えです。
We are on the same page.
私たちの意見は一致してます(同感です)。
Understood.
了解しました。
I can’t agree with you more.
全く同感です。
英語を話すときは上記のような言い回しの引き出しを増やしておくことをお勧めします。そして、英語には婉曲な表現を使って丁寧にいうことがあることも覚えていてくださいね。英語の丁寧語については別途ノートにて掘り下げていこうと思ってます。楽しみにしていてください。Okay, folks, so much for today! Thanks heaps for reading my article💕
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