歩く食べログと呼ばれる男が送る。食べログで本当に満足度の高いお店を見つける方法
こんにちは。こんちゃんです。
みなさんは飲み会や友人とのご飯のお店などを決める時どうしますか?
食べログ見ますよね??
でもその時何となく、クチコミみて、何となく3.5以上だからーとかでお店決めてませんか??
でもそれって意外とハズレません??
ここで僕の話を少し。
昨年からオンラインサロンに出入りするようになり、僕は「こんログ」と呼ばれるようになりました。
その理由は僕が「場所、予算、食べたいジャンル」この3つの情報を頂ければ、それに合わせたお店を30分以内に出す事が出来るという理由からでした。
ちなみに現時点で、僕の選んだ店に関しての不満は届いていません。
それは僕が東京中の店を知っているからというありえない理由からではありません。
もちろん僕は食べることやお店探しが好きなので、一般的には知ってる店は多い方だと思います。
しかし僕は行ったことのない街でも店を外すことはありません。
このように、あるポイントを守りさえすれば、食べログのレビューの数字に左右されることなく、必ずニーズに合った店を探すことができるのです。
今回のnoteではそのポイントと何故それが大事なのかという理由について解説しようと思います。
◉そもそも店選びとは?
みなさんはお店を選ぶときにどのような基準でお店を選ぶでしょうか??
雰囲気?予算?味?立地?
それらは基準ではありますが、店選びの最重要要素ではありません。
店選びでもっとも重要なこと。
それは自分の食べたいものや行きたい店を正しく把握することです。
そんなの当たり前じゃんって思う方もいらっしゃると思います。
でも本当にみなさんは自分の行きたい店を把握できているでしょうか?
これは好みと言っても良いかもしれません。
最初に僕が書いた文を思い出して欲しいのです。
「必ずニーズに合った店を探すことができるのです。」
そう。僕はおいしい店を必ず探せるとは言っていません。
僕は店を外さないだけなんです。
なぜなら、僕は自分の食や店の好みを正しく把握しているからです。
もちろん予算や気持ちによってニーズは変化はしますが、ベースとなる好みは変わりません。
とにかく自分がどんな店に行きたいかを考えて、それに合う店を探す。
これを積み重ねていくと、人に聞かれた時も食事の目的と背景、ニーズがわかれば、すぐに全体像を把握して、適切なお店の提案ができるようになります。
誰もが使う「おいしい」って実はすごく漠然とした感覚なんです。
だって、あなたにとってのおいしいと僕にとってのおいしいは違うでしょ?
誰もが行きたいのは自分がおいしいと思う店。
そして僕は自分が飲み会の幹事を任せられたときにそれに気づきました。
そしてこの能力を身に付けるためにトライアンドエラーを繰り返しました。
今日はお肉が食べたい!
でも肉といっても焼肉〜牛丼まで幅広く肉ですよね。
鶏?豚?牛?ラム?馬刺し?
なんでも肉です。
なんでもいいから肉と言われることもあります。
その場合、僕は満遍なく店を提案します。
でもなんでも良いと言いつつ、人は食べたいものは決まってます。
だから満遍なく提案された中でも好みで選ぶのです。
ただ考えるのがめんどくさいだけなのです。
でも、満遍なく提案する以上ジャンルごとの店の数は減るので、
そういう人はおいしいものを食べるチャンスをみすみす逃していることになります。
そうではなく、今日は新宿三丁目近辺で、3000円以内で、美味しい焼肉で生ビールを飲みたい。
ここまで自分や相手のニーズの解像度を上げることが重要なのです。
そうすれば必ずお店は見つかります。
そしてこれを繰り返していけば、店を外すということは完全に無くなります。
そうすればあなたは「食べログに振り回される側の人」から「食べログを活用する側の人」になれるのです。
◉食べログには何が書かれているのか。
ここまででみなさんは自分の食べたいものや相手の行きたいお店を正しく把握することができるようになりました。
続いて、具体的にどのようにして自分のニーズに合った店を把握するのかをお伝えします。
ここで使うのがみなさんご存知の食べログです。
正しく食べログを見る。
僕の食べログの見方を僕はそう読んでいます。
食べログは口コミによる点数表記でお店を表示しています。
だからみんな口コミを読みます。
当たり前ですよね?
でもその口コミを書いた人とあなたの好みは本当に一緒なのでしょうか?
適当に口コミ見て、いろんなお店に行っている人がおいしいって言ってるから大丈夫だろう。
それではダメです。だから店を外すのです。
先ほども言いましたが、店選びで最も大事なのはニーズです。
その口コミを書いた人とあなたの今回の店選びのニーズがあってる根拠はどこにもありません。
では本当の課題はどこにあるのか。
それは、そのお店のページからこの店は自分のニーズと合致しているかということを判断するだけの情報を抜き出すことにあります。
じゃあその情報はどこにあるのか。
それは写真のページです。
意外かと思いますが写真のページを見れば店の雰囲気だけではなく、そのお店に来ているお客さんの層や食に関する意識や関心など全てが分かります。
ではここから具体的に写真のページのどこを見れば良いかを説明します。
◉食べログを読み解く。
食べログの写真ページには大きく分けて2つの要素が掲載されています。
・お店が告知のために載せた写真
・ユーザーが口コミなどの投稿に使った写真
この2つに分類できます。
そしてみなさんはかならずユーザー投稿写真を見てください。
理由はお店が載せる写真は宣伝としての情報だからです。
それは概要を知るには良いかもしれませんが、詳細を知るには適していません。
対して、ユーザー投稿写真はユーザーが実際に見せに行った経験というフィルターを通った詳細な生の声なのです。
食べたもの、お店の内観、外観、ドリンク、メニューetc
だから僕はユーザー投稿写真を中心に情報を集めます。
次にユーザー投稿写真のどこを見ればいいか。
その優先順位をお伝えします。
1.内観の写真の数
2.食事の写真
3.メニューの写真
僕はこの順番で見ています。
順に理由を説明します。
1.内観の写真の数
これは最初にお話ししたニーズとの整合性をとるのに最も重要です。
安くてうまい店に行きたい。
高級なお店でゆったり食事がしたい。
みんなでワイワイ食事を楽しみたい。
みんなそれぞれのニーズがあります。
内観の写真を見ればその店がどんな雰囲気かはわかります。
ここで大事なのは自分が感じた雰囲気が自分のニーズに合っているかを判断することなのです。
そのためにはデータの数が必要です。
席の写真、店員さんの雰囲気、お店の内装、食器etc
判断できる要素はいくらでもあります。
だから内観だけは数がモノを言うのです。
まずは自分のニーズとお店の雰囲気や内観が合致するか。
それを判断するために材料を集めてください。
2.食事の写真
最もわかりやすいと思います。
やっぱりどんな食事が出るのかを判断するために食事の写真はとても便利です。
ここで僕が注目してるのが写真の客観性です。
これは後で正しい口コミの見方にも記載するのですが、食べログを見る上で常に意識したいのがその情報が客観性のある情報かどうかということです。
ここで一例をあげます。
ex)あなたは会社でチームの飲み会の店選びを任されました。その際に以下のAとBの写真のうち、どちらを参考にするでしょうか?
A
B
決まりましたか??
僕だったらAのお店を選びます。
理由を説明します。
この二枚の写真はどちらもフリー素材なので少し難しいですが、判断基準は先ほども伝えた客観性です。
Aの写真を食べログにあげた方は、どのような目的で写真をあげているでしょうか?
自分は店員さんが肉を目の前で焼いている姿を見ておいしそうだと感じた。
Aの写真をあげた人はこの体験や気持ちをシェアしているのです。
これが行った人の経験フィルターを通った生の声の正体なのです。
こういう情報濃度の高い写真を上げるお客さんがこの店には来ている。
その人はお店選びに対する感覚があなたと近いと言えます。
ということはあなたがこの店に行って「満足する確率が高い。」ということが言えるのです。
対してBの写真はそのお店が新鮮で高品質なお肉を使っているという情報は伝わりますが、それ以上の食べた人の声は伝わってきません。
このように、写真から得られる情報には濃度があります。
この情報の濃度と自分のニーズを合致させるために僕は料理の写真を見ます。
なので結論として料理の写真で重要なのは、
1.写真の客観的情報の濃度を確認する。
2.その情報から来店客と自分のニーズがどの程度近いのかを読み取る。
3.メニューの写真
最後がメニューの写真です。
なぜメニューなのか。
これも食事の写真で説明した客観的な視点に基づいています。
メニューにはいろんな情報が記載されています。
・季節の料理や日替わりはどんなものが出ているのか。
・値段はどのくらいのお店なのか。
・料理のラインナップはどれくらいあるのか。
このように店の雰囲気を知るにはメニューを見るのが一番手っ取り早いのです。
もうお分かりですよね?
わざわざメニューの写真を撮って食べログにあげる人は、かなりの確率で「情報の客観性」を意識している人だと言えます。
そしてその人たちはあなたの味方です。
ランチの場合、特に僕はメニューをあげているかどうかを気にします。
ランチってお店によってメニューの流動性が高いことが多いです。
その上、人気の商品やお店にとって売りたい商品をわかりやすくメニューを通して推す場合が多いので情報を読み解きやすいのです。
「あっこのお店はこの定食が人気なんだな。じゃあ料理の写真をみよう」
「料理のラインナップが幅広いな。でも料理の写真では同じ料理が多いから、人気の料理はこのセットなんだな。」
このように料理とメニューの情報を組み合わせてみることができるようになると格段に店選びの精度は上がります。
◉口コミの正しい見方
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
「そうは言っても、やっぱり口コミが気になる!!」
そういう方もいらっしゃると思います。
口コミを見る際もやはり重要なのは客観的視点です。
「これからこの店に来る人にこの店の良さを伝えたい。」
「この料理が美味しかったから食べて欲しい。」
「こんなお酒が置いてあってうれしかった。」
こういう視点をもった口コミが多くあるかどうかがお店を判断する上で重要なのです。
なので、ただ「おいしかった」だけの口コミを鵜呑みにするのではなく、情報として捉えて、そのお店を正しく知ることを心がけてみてください。
◉お店選びは婚活である
僕はお店を選ぶのと恋愛は似ていると思っています。
「とにかく結婚したい!」
「彼氏・彼女が欲しい。」
「恋愛したい」
これでは誰と付き合いたいか。どんな恋愛をしたいのかがまったくわかりません。
「お腹が減った。」
「食事がしたい。」
と言っているのと同じです。
自分が今何を求めていて、誰と、何を、どうしたいのか。
それを明確にすることがお店選びも恋愛も重要なのではないかなと思います。
今回の記事を読んでみなさんの店選びが少しでもニーズに近いものを選べるようになれば僕はとても嬉しいです。
是非みなさんのお店選びや日々の食事がステキなものになるように祈っています。
◉そうは言っても・・・
「そうは言っても急にはできないよ・・・」
わかりました。
そんな方は以下の記事をご覧ください。
こんちゃんがあなたのお店選びを全力でサポートします。
読んでいただきありがとうございます。もし気に入っていただけたらサポートをおねがいします。今後の感性を磨くための読書費や学びへの費用とさせていただきます。