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アメリカでの極上おうちバスタイム

英語で「トイレに行く」を「go to bathroom」と言ったりする。「お風呂場」にトイレがあるからだ。逆に言うと、入浴時、トイレが目に入る。日本の浴室のように、浴槽とシャワーが完全に閉じられた別の部屋になっているのは世界的にも珍しいのではないかと思う。日本人にとってお風呂は、単純に体を洗うことだけでなく、ちょっとした別世界(別空間)の中で心身のリフレッシュを図る場所なのだろう。…そういう習慣を長らくしていたので、追い炊きをしながらじっくり入れる日本のお風呂が恋しくなることがある。…そして、その思いばかりに囚われすぎて、アメリカ流の楽しみがあることを2年以上も気づけなかった。

泡風呂だ。

半身浴をしていても腕や上半身に泡をかけておくと体が冷えていかない。そして、お湯自体も冷めていかない。追い炊きせずともゆっくりとお湯に浸かれる。泡も長いこと消えずにモフモフしてくれている。

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日本にいた頃は泡風呂なんてハイソなもの、と思っていたので泡のモトも高級なのかと思ったら全然そんなことはなかった。冒頭の写真にある「Dr. Teal’s」は1リットルで5-6ドルだ。(もちろん、高級な銘柄はいくらでもあるのだろうが、皮膚の弱い私でもDr. Teal's は荒れなかった。ただ、アロマオイルを調子に乗って沢山入れたらすぐに肌がヒリヒリして赤くなった。。)少しの工夫でお姫様気分になれたなんて、、、なぜこんな楽しみ方に気づけなかったんだ。。と後悔しきりだが、ここにいるうちは楽しもうと心を切り替える。

海外でしか楽しめないものはもっとたくさんあるはずだ。もっと見つけて、もっとご紹介していきたい。

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